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2010年04月30日

今朝のおはよう-398 ボリジ

古代のケルトやウェールズ、またホメロスの詩でも、憂いを追い払い、人々を楽しく陽気にし、勇気を与えるものとして讃えられているボリジの花の咲き始め。

一年草なので、昨年のこぼれ種から。

4 30, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月29日

"Loopy" 日本を席捲

Washington Post のコラムニスト、Al Kamenの "In The Loop" というコラムで書いた一部が引き起こしている騒ぎは、ことばとコミュニケーション、外国語と日本語の相互理解、またマスコミによる「洗脳」、ミスリーディングや、最近ではTwitterなどで(意図的であれ無自覚的であれ)あっという間に増幅される大衆的な感情醸成(容易に扇動や特定の対象への”バッシング”になる)等の問題に関心を持っているものとして見過ごせない。

彼は、4月14日付(ネット版)の "Among leaders at summit, Hu's first(サミットのリーダーたちのなかで胡錦涛が第一)"と題するコラムで、鳩山首相は「核サミット」での「"the biggest loser"(最大の敗者)」であり、"hapless(不運な)" 人で、何人かのオバマ政権当局者の意見によると、increasingly(ますます、いっそう)"loopy" だ、と書いた。

まず問題は "loopy" ということばの意味。

「Longman 現代英英辞典」には、「crazy or strange」、
「Cambridge Dictionary」では「strange, unusual or silly」、
「ランダムハウス英和大辞典第2版」には、「輪(loop)の多い」というもともとの意の他に俗語として、「常軌を逸した、変わった、頭がおかしい」、「(酔って)正体のない、ぼうっとしている、ふらふらの」、
「ジーニアス英和大辞典」にも俗語として、「狂気の、ばかな」、
と載っている。

日本のマスコミは、この意味の「馬鹿な、愚かな」とアメリカの新聞が言っていると煽り、鳩山自身もワシントン・ポスト紙がいうようにたしかに私は愚かかもしれませんが、などと言わなくてもいいことを言い、「常軌を逸した、変わった」あたりは当たらずとも遠からずなので、大多数は納得し、ネットで「ルーピー夫妻」などというTシャツやグッズを売り出すものも出てきた。

それ以前というレベルの問題は、「鳩山は、ますますloopyだ」と言ったのは、オバマ政権の当局者であり、このコラムニストはそれを紹介しただけという事実をそもそも鳩山や官房長官でさえ認識していないこと。
元記事を確認もせず、「米有力紙が”鳩山首相は”最大の敗北者”、"愚か”と報道」などという日本のマスメディアの報道を鵜呑みにしている「愚かしさ」。
「不快感」を表明するならオバマ政権にするべきなのだ。

Al Kamen は、4月28日付の「 'Loopy' takes Japan by storm ("Loopy"という言葉が日本を席捲)」で、"Loopy"が、語釈は疑わしいが日本の新語になりつつある騒ぎについて書き、その中で、過日、言語学者である山田正義・島根大学名誉教授からメールをもらったことに触れている。

山田教授は、日本のマスメディアは "loopy"にふたつの異なった訳をあてており、ひとつはstupidにあたる「愚かな」、もうひとつはcrazyにあたる「狂った」。アメリカのスラング辞典には「stupid(愚かな)、silly(馬鹿な)、eccentric(一風変わった、常軌を逸した)」とあるが、これでは自分にも学生たちにも助けにならない。あなたは正確にはどのような意味で使ったのか?と聞いてきた。

Al Kamenは山田教授への返信でいう。

”loopy"はまずもって "in the loop" の対極的意味
(※高味訳注:彼のコラム欄の名称ー「天声人語」にあたるようなー自体が "in the loop” )

At the outset, we must emphasize that "loopy" is the exact polar opposite of "in the loop," which means plugged in or very well informed about things, especially the internal decision-making at the top levels of organizations.

"in the loop" とは、組織の中枢にきちんと位置しており、十分に情報や内部的意思決定に携わっていること

だからその対極である "loopy" を「愚かな」とか「馬鹿な」とか訳すのは意味を掴んでいない。

After discussion with several experts -- actually, reporter colleagues who sit within a 30-foot radius -- the consensus is that the term essentially refers to someone oddly detached from reality.

近くにいた色々な記者たちと議論した結果同意にいたったのは、この言葉は、本質的には、oddly detached from reality(奇妙に現実から離れた)というような人に使うということ。

________________________________________

「奇妙に現実から離れた」と「普通の人」や「世間の常識」から見なされる人は、「一風変わっている」「常軌を逸した」から果ては「馬鹿な」「愚かな」「狂った」人とされるだろう。

ことばの「本質的な」原義から派生した具体的な使用意味だけが普通は辞書に載る。
だから辞書で色々ある語義のうちどれかということを第一にしてことばを分かったつもりになってはならない、ということに関わるかなり深いことをこの人は言っているのだ。

日本のマスコミは彼があわてて真意はこうだと弁明したかのように報じているが、自分の都合のいいように勝手に解釈して浅薄に報道しておいて、相手のその後の言い分を言い訳であるかのように報じるのはいつものやり方。

もっとも、鳩山首相に関して言えば、これらを通じたすべての語義が当てはまりそうに思えるので問題が不明瞭になるのだが…。

4 29, 2010 08.ことばとコミュニケーション・文字・タイポグラフィ, 09.ネットワーク・コミュニケーション, 15.社会・政治・思想・歴史そして世界へ | | コメント(0) | トラックバック(0)

満月

望月(もちづき)、円月(えんげつ)、天満月(あまみつつき)とも。

4 29, 2010 23.日々のなかで | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月26日

脱サラ修道士たちのペペロンチーノ

唐辛子が好きで、庭でも、鷹のツメ、沖縄の島トウガラシ、ハバネロなどを栽培して楽しんでいる。

Micとの散歩の途中、坂ノ下の三留商店で求めたペペロンチーノ(唐辛子)4種。

イタリア南トスカーナ、マレンマのベネディクト会修道院で作られているもの。

ヨーロッパのカトリック修道院というのは、自給自足が原則で、どこでもワインや薬草、薬用酒作り、ビール醸造などの伝統がある。

三留商店店主の三留一男さんが、雑誌『四季の味』の「ここに美味あり33」に「修道院のペペロンチーノ」として紹介している。

それによると、これらはもともと5人の修道士たちによって作られている。
この5人は「俗世」では、建築家とか銀行員などとして猛烈に働き、やがて静かに祈り暮らす生活を求めて「リタイア」や「脱サラ」して修道士を志した人たちらしい。

しかし、若い頃からの熱烈な信仰や求道を元にしている他の修道士たちとはなかなか馴染めず、5人が自ずと集まるようになった。

やがて5人はこれまでの仕事の経験やネットワークを生かして修道院でペペロンチーノ作りを始める。

一般に出回っているような大量生産の唐辛子は、出荷を早めるために無理な急速乾燥を行うが、彼らは厳選した品種を集めて栽培し、丁寧に手摘みし、味や香りが逃げないよう棚でゆっくり乾燥させる。

使ってみた地元のレストランで、これほどピュアなものはないと評判になり、トスカーナ中から注文が舞い込む。
今ではイタリア・ペペロンチーノ協会の推薦品にもなっている。
もちろんEU認定の無農薬有機栽培製品(Agricoltura Biologica)。

商標とした「SILOE」(シロエ / シロアム)は、エルサレム南の池の名で、ヨハネによる福音書に、イエスが盲人の目を治した地として出てくる。「遣わされた者」という意味を持つ。


左から
赤(Terre Mediterranee):地中海原産のパチーノ種、メディテラーノ種を使用。中辛で肉や根菜の料理に。
緑(Verde di Siloe):八種類をミックス。中辛。クリーム系のスープや魚料理に最適。
四色(Colori di Siloe):赤、緑、黄、茶色をミックス。中辛で肉料理からパスタまで幅広く。
黄色(Giallo di Siloe):ハンガリーとベトナム、ラオス原産種をミックス。辛口で野菜のグリルなどに。


鎌倉 三留商店サイト

4 26, 2010 06.私の好きな鎌倉の店・その他, 19.食と農、健康と病 | | コメント(0) | トラックバック(0)

今朝のおはよう-397 ディル

ディル(Dill)が花を拡げてくる。

このハーブも歴史が古い。
古代のエジプトやイスラエルでも食用、薬用に使われていた。

「マタイによる福音書」に、イエスは、採れたミント、ディル、クミンの十分の一を神への献げ物の名目で供出させている律法学者やファリサイ派を非難し、他者への慈悲の方が大切だと説いた、とある。

種が独特の香りで、重い食事の後噛むとさわやか(インド料理店などに置いてある)。

4 26, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月25日

今朝のおはよう-396 ヨモギ

Micとの散歩路の川辺にみごとに茂っているヨモギの若葉を少しいただいてくる。

アイヌの人々は、ヨモギは大地に始めに生えてきた神からの授かりものと考え、大事にした。
新芽、若葉を茹でて乾燥させれば保存食となり、傷に葉をもんでつければ治癒し、煮る際の蒸気を吸えば風邪も治る。

さて、細かく刻んで玄米と炊いて、残りは布袋に入れて風呂に入れようか(血行促進にいいのです)。

4 25, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | | コメント(0) | トラックバック(0)

今朝のおはよう-395 カモミール

寒くなったり暖かくなったりを繰り返し、ようやく陽の眩しさの戻った庭で咲き始めたカモミールの花。
ギリシャ語で「大地の林檎」と呼ばれるように、かすかに林檎の香りがする。

鎮痛から消炎、強壮、美容など素晴らしい効能をもたらすので、古代のエジプト人もアングロ・サクソン人も、神に捧げる第一のハーブとしたという。

ピーター・ラビットがお腹をこわして泣くと、母さんウサギはカモミールをミルクに入れて与えた。

4 25, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月24日

鎌倉路地フェスタ 今日から(5/1まで)

今日(4月24日)から5月1日(土)まで、2006年以来もう5回目になる「鎌倉路地フェスタ」。

鎌倉駅周辺から二階堂にかけての路地にある店舗、ギャラリー、施設、個人宅などでさまざまな催しや展示が開催されます。

第5回 鎌倉路地フェスタ 公式サイト
第5回 鎌倉路地フェスタ ポスター

コミュニケーションカフェ 鎌倉美学 も楽しい催しで参加。

鎌倉美学ワールドフェスタ

4 24, 2010 01.私の好きな鎌倉の風景, 02.私の好きな鎌倉の店・Cafe & Bar, 06.私の好きな鎌倉の店・その他 | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月23日

小花寿司(鎌倉長谷)

老母が好きで、孫が遊びに来るとよく出前でとっていた、小花寿司(長谷)のちらし寿司。

季節によって具は異なる。
生しらすが旨い時節に。

4 23, 2010 03.私の好きな鎌倉の店・和食 & 居酒屋 | | コメント(0) | トラックバック(0)

背後にあるデザインという営為

世界的な有名デザーナーたちのアイディア・スケッチ』(ティモシー・オドネル / グラフィック社)に出てくるNYのSam Potts / Sam Potts Inc.の作品例とアイディア・スケッチの一部。

Aixというレストラン・バーの看板サインのデザイン。
できあがったものをただ見ただけでは、なかなか洒落ていて、色使いも渋くていいね、くらいに感じたりするだけだろう。

しかし、その背後にどのような「デザインの営為」があるのだろうか。

新入生たちに「デザインするとはどういうことなのか」「どういうプロセスが必要なのか」を考えてもらうために例として使った。

レストラン・バーから依頼を受けたデザイナーは何をしなければならないか。

放っておくと、学生たちは自分の感性のおもむくままのビジュアルイメージで作ればいいのだと思ってしまう。
デザインは自分の個性や美的センスを発現する場だと思っている学生もいる。

そういうことではないのだ、と私が言っても権威がないから、恩師である五十嵐威暢先生のことばをお借りすれば、「デザイナーの役割はクライアントからの注文に対して、問題の本質を探し出し、最適解を提示すること」(『デザインすること 考えること』(五十嵐威暢 / 朝日出版社)。

さあ、では「問題の本質」とは何か、そしてどうやって「探し出す」か。
これが難しい。
本質とはなにか」ということは、古代ギリシャ以来の哲学的大問題でもあるのだ。

このことを私は学生たちにどうやって理解してもらうか、ずっと悩み考え試行し続けてきている。

井上ひさしさんのように「難しいことをやさしく」が、私にはまだできない。ましてその先の「やさしいことを深く」「深いことを愉快に」は遠い。

「問題の本質を探し出す」以下に関して、私が今ことばで説明できるようになったのはまだわずかに次のようなこと ー

1.
対象とするテーマ、モノ、コトの「本質」というのは、たとえば桃の果実の皮を剥き食べていったら種が残ったというような、いろいろ雑多なことを除いていったら固い核のように残る固定的な実体のようなモノではない

2.
「本質を探し出す」ということは、そのテーマ、モノ、コトが持っている、そして不断に変化しているさまざまな「関係」「コミュニケーション」のあり方を掴むこと。

このレストラン・バーの場合、
この店は料理や酒やインテリアや接客などどんな特長を持っているのだろうか。
オーナーはどんな考え、ポリシーを持っているのか。
シェフやバーテンダーはどんなことを考えているのか。
どのような店と客の歴史があったのか。
店はどのような街のどのような文化のなかにあるのか。
これからどうありたいと考えているのか。
等々、人と時間と空間のなかでの「関係」「コミュニケーション」の問題としてとらえていくこと

3.
そのような視点から、対象とするテーマ、モノ、コトについて、できるかぎり観察し、調べ、考えること。

店の人や客や隣人たちや通りすがりの観光客などさまざまな人の話を聞く、その店で色々な曜日、時間帯で過ごしてみる、街の変化のなかでどうだったかの資料を探して読む、それらを様々な角度から考える…。

4.
同じく五十嵐先生は、デザイナーにとって必要な三つのこととして「情熱」「挑戦」を前提として一番重要なコトとして「発見」を挙げている。

「最適解」を得るために、これらのなかから、どういうことに着目し、どういう角度、視点、アプローチから扱ったら、求められていることにとって最適かのなにかを「発見」すること

5.
これらの観察、調査、考察と並行して(行きつ戻りつしながら)ビジュアル・アイディアのスケッチを描き検討していくこと。


Sam Potts はおそらくこれらを踏まえて、ロゴタイプだけでも30通りのアイディアを練り、それらひとつずつについて12回は描き直し、最終的なひとつのカタチを創り出している。

4 23, 2010 07.デザインの世界, 08.ことばとコミュニケーション・文字・タイポグラフィ, 11.教育と学びのデザイン | | コメント(0) | トラックバック(0)

アイディアスケッチノート

今週の新入生向けのデザインの授業で、対象とするテーマやモノやコトを観察し、調べ、考えながら、最適なカタチを発見するために、同時にビジュアル的アイディアをスケッチとしてたくさん描くよう話した。

昨年末に出版された『世界的な有名デザイナーたちのアイデア・スケッチ(原題:Sketch Book)』(ティモシー・オドネル / グラフィック社)からデザイン・プロセスのいろいろな例を見せる。

この本には最終的なデザインに至るまでのさまざまなデザイナーのスケッチドローイングやコンセプトメイキングのためのメモなどが載っていてとても面白い。

なかにはそういうためのノートは持たず、その時ある紙をなんでも使う、という人もいるが、やはりメモ帳のようなものではなく、ちゃんとしたノートを持って、いつでもメモやスケッチができるようにと新入生には勧める。

4 23, 2010 07.デザインの世界, 11.教育と学びのデザイン, 14.読書三昧 | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月21日

今朝のおはよう-394 チョロリー

ようやく暖かく晴れた日が戻り、庭でくつろぐチョロリーM。

彼にとっては密林のようだろう、レモンバーム、サラダバーネット、ドクダミ、はこべ、スイバなどの上で。

4 21, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月20日

TSUTAYA DISCASのDVDレンタル

Apple、Google、Amazonといった、人々が利便を感じ、かつわくわくするような新製品やサービスを提供し、世界的なスタンダードを創っていくような企業は日本では当面期待できない。

しかしTSUTAYAがウェブで展開しているDVD&CDレンタルのシステムは、おそらく世界でも例をみないと思う。

レンタルビデオ屋などないような片田舎であろうと、日本の正確律義な郵便配達システムがバックボーンにある。
サイトを見ると、4/20現在の在庫タイトルは117,789、総枚数3,432,980。
ウェブで予約リストを作っておけば、配布可能なものから郵送される。
料金体系は何種類から選ぶ。

なにより煩わしい返送をとても簡単にした。
送ってきた封筒がそのまま返送用になり、ポストにほうりこめばいい。

音楽CDがネットからのダウンロードに取って替わられつつあるように、映像も近い将来ネット経由になることは確実だが、現時点では私にとって映像資料収集に一番便利。

私はMacなので、借りたDVDを「0SEx」というソフトでハードディスクにリッピングし、「Toast Titanium」で空のDVDに焼き、ライブラリーにしている。

4 20, 2010 09.ネットワーク・コミュニケーション, 12.写真・映像・映画・演劇 | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月19日

今朝のおはよう-393 丁子桜

五月上旬の陽気になったかと思うと雪が降ったり、「もうどうなってるのよ、ほんとに咲いてもいいのっ」という感じで開き始めた庭の丁子桜。

チョウジザクラ群という独自の自生種だがさまざまな変種もできるらしい。
花の大きさはわずか5〜6mmなので近くに寄らないと気付かない。

4 19, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月18日

学生発のiPhoneアプリ

日本大学藝術学部文芸学科の高橋ゼミの3年生の学生が、グローバルメディアコンテンツ研究の一環として作った作品を「Japanese Colorful Data(日本の伝統色)」としてiPhoneアプリ化(無料)したもの。

日本の伝統色に関する書籍はたくさんあり、iPhoneアプリでも「彩」などがある。
まだ39色しかない、RGB等の数値表示がない、検索方法はもっとあるはず、染めや画材としてのもう少し詳しい歴史がほしい、最低英語表示が必要、等々いろいろな評価はあるだろうが、骨組みはできている。
いくらでもチューンナップは(企画制作者以外の協力も含め)可能。

なによりも、iPhoneとこれからのiPadを含めた世界中数千万人が見ることが可能なアプリが、学生発で作られたことの意義は大きいと思う。
私のところの学生たちにも大きな刺激になる。

4 18, 2010 09.ネットワーク・コミュニケーション, 11.教育と学びのデザイン, 33. iPhone/iPad の愉しみ | | コメント(0) | トラックバック(0)

芋の夕食

じゃがいも、サツマイモ、里芋を囲炉裏で焼き、塩とバターで。

4 18, 2010 19.食と農、健康と病, 20.囲炉裏の愉しみ | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月17日

今朝のおはよう-392 名を知りたい

ご近所の路傍のこの植物の名前がずっとわからないまま。
春に葉が出てくるときはこのような紅色。
その後ふつうの緑色になる。

4 17, 2010 01.私の好きな鎌倉の風景, 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | | コメント(2) | トラックバック(0)

LED電球

電球が切れたのを期にLED電球というのを初めて購入した。

1日10時間の点灯でも10年以上の長寿命という。
3,000円ほどだったがこれから競争が激しくなり値は下がるだろう。

4 17, 2010 16.都市・住い・インテリア・暮らし | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月16日

一汁一菜

「一汁一菜」とはもともとは鎌倉時代の禅寺に発することばと概念らしい。
「一菜」の「菜」はおかずの意で、質素倹約を旨とする食事を指すことば。
特別な「ハレ」の日や来客の際は「一汁三菜」となった。

和食と日本文化』(原田信男 / 小学館)によれば、千利休(1522-91)の時代に完成をみた茶事の懐石料理は、やはり質素に徹し、一汁三菜を基本とした。
味噌仕立ての汁、膾(なますー今日では刺身)を盛った向付(むこうづけ)、野菜と鳥もしくは魚を炊き合わせた煮物、切り身の魚の焼物、といった三菜。
これに鉢物である強肴(しいざかな)が後に加わる。

江戸時代、たびたび「倹約令」が出され、「一汁一菜」が奨励された。
だが、圧倒的多数の普通の庶民(農民や都市下層民)にはそもそもそれさえ贅沢であり、雑穀飯と漬物程度が普通だった。


発芽玄米が主の十穀(大麦、もちきび、はとむぎ、もちあわ、黒米、赤米、うるちひえ等)ご飯、由比ガ浜で採ってきたワカメと庭の三つ葉の吸いもの、庭の菜の芽の湯がき辛子醤油かけ、昔ながらに作られた梅干し、とまあ一汁一菜の夕食。

4 16, 2010 19.食と農、健康と病 | | コメント(0) | トラックバック(0)

桜意匠の器

佐野藤右衛門さんは、さまざまな種類の桜の育苗、各地の桜のケア、桜図譜作りなどとともに、京都の名陶工・小松華功さんと協力して桜意匠の器も作っている。

桜灰を上釉に調合した香合。

これらの器づくりに込められた思いをこめて編纂された『さくらにほへと』(講談社)。

序文で佐野さんは述べる。

「昔の日本人は山で薪をとり、下草を刈って生活の燃料にした。家々から出た灰は、灰屋が集めて回って染色や田畑の肥料などに使い、上手に暮らしてきた。しかし灰汁を抜いた残りの灰をやきものの上釉に使うという循環を知り、彼(小松華功)との縁を、あぁなるほどと納得したことであった。
それにしても先人の理に適った工夫と知恵には驚くばかりで、やはり自然のなせる技か、その灰のぬくもりと味わい深さは格別である。

いまの世の中は、人がコツコツとその想いを積み重ね、技を磨いてものを作る職人の手仕事が十分に評価されず、難しい残念な時代になってしまった。
しかし、誰かが何かのカタチで後世に伝えなければならず、この度、一冊の本にまとめる機会を得、その一助となることを確信し、心強く嬉しい限りである」


いずれも佐野さんから同行したパトリック・オドゥヴァールに寄贈された。

4 16, 2010 10.美術工芸, 22.旅先で | | コメント(0) | トラックバック(0)

Artist in Residence 信楽

信楽(しがらき)の山中に広がる滋賀県立「陶芸の森」。
「陶芸館(美術館)」、「信楽産業展示館」などとともに、国内外の陶芸作家が一定期間滞在して作品を創るための「創作研修館」、登り窯、穴窯などがあり、一般向けのワークショップも常時開催されている。

Artist in Residency Programで創られた「風の門 -宙-」(川上力三ーH17年度ゲスト・アーティスト)

「狂った森」(アーニー・ジマーマン Arnold Zimmerman /USA - H12年度ゲスト・アーティスト)


アーティスト・イン・レジデンス(Artist in Residence)というのは、期間を決め、アーティストに、ベッドと創作する場や環境と、作品を発表する場を提供し、創作活動を支援する取り組み。

まあ、レオナルド・ダ・ヴィンチもミケランジェロも皆パトロンに呼ばれ、創作したから昔からあるあり方。

欧米では、1960年代から70年代にあらためて盛んになり、日本でも80年代後半くらいから自治体や企業が取り組むようになった。

もちろん個人がやっているものもある。
バルセロナ近郊の高名な陶芸家アルティガス(Artigas)邸を訪れた際、工房や窯とともに、快適そうな部屋が3つか4つ、滞在して作品を創る人のために用意されているのを見た。


AIR JAPAN(国際交流基金)サイトに日本のアーティスト・イン・レジデンスのデータベースや海外のリンク集がある。

4 16, 2010 10.美術工芸, 22.旅先で | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月15日

Miho Museum(滋賀県信楽)

Miho Museum は、世界救世教から別れ神慈秀明会を起こした小山美秀子のコレクションを展示するため、1997年に開館した。
古代エジプト、ギリシャ、ローマ、中国など数百億円をかけたといわれる文化財が展示されている。

初代館長が梅原猛、現在の館長は辻惟雄(東京大学名誉教授・多摩美術大学元学長)。

神慈秀明会の宗教施設を含め、30万坪という山中の広大な敷地にある。

建築設計は、ルーブルのガラスのピラミッド(1989)、ワシントンのナショナル・ギャラリー東館(1978)などで有名なイオ・ミン・ペイ(Ieoh Ming Peu 1917〜)。
前出トンネルもそうなのだろう。

どう見ても「神殿」なミュージアム中央正面。
これを中心に南北(写真では左右)に建物は拡がっているのだが、建築容積の80%は地中に埋まっている。
しかし、ガラスのピラミッド状の屋根が太陽の光をなかに注ぐ。

4 15, 2010 10.美術工芸, 22.旅先で | | コメント(0) | トラックバック(0)

今朝のおはよう-391 ひなげし

いつも通る江ノ電踏み切り際に咲くひなげしの花。

雛芥子、萌春花、ポピー(Poppy)、また虞美人草とも。

4 15, 2010 01.私の好きな鎌倉の風景, 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月14日

イタリアの泥棒

井上ひさしさんは、もう三十年もボローニャに魅せられ、行ったこともないままずっと机上の研究を続けてきた。
井上さんのことだから集めて読んだ資料と書き出したメモは半端なものではないだろう。

2003年、NHKの誘いで二週間のボローニャの旅へと出かける。

以下『ボローニャ紀行』(井上ひさし / 文藝春秋社)より

「いまでは恋人よりも慕わしい存在となったそのボローニャへいそいそと、恋する街へ敬意を表わすためにボローニャの名産品、秘蔵のテストーニの鞄を肩にかけて颯爽と、わたしは成田を発ちました」

14時間の禁煙時間を経て、ミラノ空港の喫煙所でいい気分で3本ほど吸い、少しぼーとなる。

革ジャンパーを引っかけた中年男がやってきて、イタリア語でなにか言い立てる。
ボローニャ行きの小型バスをチャーターしていたので、その運転手かと思い、「ボローニャ、ボローニャ?」などと聞いていると、これは埒があかないという感じで姿を消す。

ふと手元を見ると、小型トランクの上に載せておいたテストーニの鞄が煙草の煙のように消えている。

「鞄の中身は、帰りの航空券…、1万ドルと百万円の札束が二つ。
そんな大金を現金で持ち歩く奴はバカですが、ボローニャの古地図や古書はクレジットカードでは買えないと聞いて、せっせと貯めてきた虎の子でした。
なにより惜しいのは、布表紙の厚いノートです。出発前の一週間、これまでに書き貯めたボローニャについてのメモ書きをきちんと整理し、その上で清書した、それはいわば三十年にわたる研究(?)の結晶であり、精華です」

空港警察に届けると、一人が囮になって注意を引きつけておき、その隙に盗むというのはよくある手、と軽くいなされる。

悲痛な声で奥さんに電話すると、イタリア暮らしの長かった奥さんは笑って言う。
イタリアを甘くみたわね。
イタリアは職人の国よ。だから泥棒だって職人なんです。

あるときナポリでアメリカの潜水艦が盗まれたことがある。
長い航海の末寄港し、乗組員はわぁーと歓声を上げて上陸、酒だ女だとさんざん遊んで夜明け方、港へ戻ってみると、潜水艦がなかった。
あっという間に解体してどこかへ持っていってしまった。
イタリアの泥棒はそのくらい凄腕なのよ。

これからは緊張した表情で行動することね。
引き締まった顔の持ち主は決して狙われないというから。

4 14, 2010 14.読書三昧 | | コメント(0) | トラックバック(0)

TimeMachine & TimeCapsule のありがたみ

この間メインで使っており、最近の必要なデータがすべて入っていたMacBook Airが盗難にあったのだが、データ自体は、自宅の Time Capsule(ワイヤレスベースステーション兼バックアップ用2TBハードディスク)に1時間ごとにTime Machine機能で自動バックアップされており、直近のものが残っている。

このシステムがなかったらえらいことになったところ。

4 14, 2010 09.ネットワーク・コミュニケーション | | コメント(0) | トラックバック(0)

MacBook Air 盗まれる

詳しい事情はまだここでは書けませんが、昨年11月末からメインマシーンとして使ってきたMacBook Airが先週9日(金)に盗まれ、警察にシリアルナンバーを含め盗難届けを出しました。

夜盗まれた際、ログインしてスリープ状態でしたが、電源ケーブルは外され残されていたので、4〜5時間でバッテリーが尽きるだろうと思います。
一夜明けてAppleStoreなどでAir専用電源ケーブルを購入してつないでも、立ち上げにはログインID、パスワードが要求されるので、個人情報、その他業務データや、メールのやりとり、アドレスが悪用される可能性はまず無いとは思いますが、私とやりとりされたことがある方で、もしなにかおかしなことに気づかれましたらお知らせください。

なお私のメールアカウントのパスワードはすでに変更してあるので盗んだ者は(万一まだバッテリーがありログイン状態だったとしても)読めません。

よろしくお願いいたします。

4 14, 2010 23.日々のなかで | | コメント(0) | トラックバック(0)

世界一美しいトンネル

京都の帰途、信楽(しがらき)に寄り、友人が行ってみようというので山中にある「Miho ミュージアム」へ。
昨秋、若仲展をやっていたということ以外なにも予備知識なしだったので行ってみてかなり驚く。

山を登り駐車場で降りて、半弧形の建物へ。
こんな山の中でなかなか洒落たミュージアムだなと思ったら、これはレセプション棟。
そこで9人乗りほどの電気自動車に乗る。
門構えを通り抜けると両側は枝垂れ桜で覆われている。

トンネルに入る。せいぜい200mほどだが、すべてアルミのような銀色の金属で覆われ、間接照明と、弧をなした両方の空き口からの光が中央まで届く設計で、初期の007シリーズかなにかの世界に迷い込んだかのよう。

出口の前方に神社の本殿のようなミュージアムの中央部が厳かに見えてくる。

トンネル出口からミュージアムにかけては吊り橋になっている。

帰りは歩いてみた。
ここのコンセプトは「桃源郷」。
なるほど…

4 14, 2010 10.美術工芸, 22.旅先で | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月13日

今朝のおはよう-390 路傍の草花たち

路地のあちこちでいろいろな草花がのびのびとする季節。
草むら大好き犬Mic喜ぶ。
江ノ電線路際のたんぽぽ。もう綿毛をつけているものも。

踏み切り際のカラスノエンドウ。

ハマダイコン。

あ、みんな食べられるな。

4 13, 2010 01.私の好きな鎌倉の風景, 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | | コメント(0) | トラックバック(0)

桜茶

今晩は、宇治の煎茶に藤右衛門さんの桜花を入れる。

立て続いている嫌なことを忘れて「茶中花?」の拡がりに見入る。

4 13, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月12日

「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを愉快に、愉快なことをまじめに書くこと」 ー 悼・井上ひさしさん

『ボローニャ紀行』(文藝春秋社)を読んでいる途中で、井上ひさしさんの訃報。享年75。

鎌倉にお住まいだったので、時々街でおみかけした。
裏駅のタクシー乗り場でお急ぎの様子だったので先を譲ったらとても丁寧にお礼のことばを述べられたこともあった。

1964年から69年のNHK『ひょっこりひょうたん島』は高校から大学の頃だが、時間帯が合って見られるときは、主題歌が聞こえてくるだけでけっこうわくわくした。

井上ひさしと作者を認識して読み始めたのは1976年の『新釈遠野物語』あたりからだったと思う。
その後とくに『私家版日本語文法』『ことばを読む』『本の枕草紙』『自家製文章読本』『日本語日記1-2』『本の運命』などなど日本語、ことばと本についてのものはすべて読んできた。

話し言葉は若い人を中心にいくらでも変化しグラグラするが、書き言葉がしっかりとしていればむやみに嘆く必要はない、という主張にはなるほどと思った。

扱っているテーマそのものは、戦争の理不尽さ、原爆の悲惨、国家の不条理、日本の文化のあり方などといった「重い」ものであり、「九条の会」などの反戦平和活動や、言論出版の自由についての敏感な発言を続けてきたが、小説や戯曲のなかでは、座右の銘通り、それらのテーマが普通の人々の生活やコミュニティの問題として「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを愉快に、愉快なことをまじめに書くこと」に徹底していた。

そして、松本清張や司馬遼太郎と同じように、なにかのテーマに取り組むときはそれに関する膨大な資料を渉猟し読み尽くして構想を練った。有名な「遅筆」の一因でもある。

『本の運命』(文藝春秋社)に出てくるエピソード ー
『腹鼓記』(1985)を書くとき、神田の古本屋に頼んで、狸と狐の本を集めてもらう。
「狸の資料ありませんか、ついでに狐の資料、とにかく人を化かすものを全部お願いします」と小宮山書店や八木書店に頼むと、古本屋のネットワークを通じて神田中から本が集まってくる。狸の本場は四国の讃岐と和歌山などなので地誌のようなものもあり、平田篤胤という国学者が狸のことをよく書いているのでその全集もあり、狸を詠んだ和歌の歌仙あり、という具合。

スタジオジブリが『平成狸合戦ぽんぽこ』を作るとき、高畑勲監督が神田で狸の資料を探したが何もない。「みんな井上さんのところに行ってます」。
井上さんの13万冊にもなる蔵書は故郷、山形県川西町に寄贈され「遅筆堂文庫」として立派な図書館の中心となっているが、ジブリのスタッフたちは一週間泊まりがけで狸の資料をここで調べた。

ずいぶん以前、鎌倉でのなにかの講演で、
世界というのは、99%辛いこと悲しいことばかりですが、1%ぐらいは光明がある、と思っているからこそ人間は一生懸命生きているわけですよね
という趣旨のことばを聴いて共感したことをあらためて思い起こす。


合掌

4 12, 2010 08.ことばとコミュニケーション・文字・タイポグラフィ, 14.読書三昧 | | コメント(0) | トラックバック(0)

今朝のおはよう-389 ヒメツルソバ

もともと植えてはいないのだが、今年も庭のそこここからヒメツルソバの花が顔を出す。

長谷134号沿い、石垣の群落。

4 12, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月11日

桜花のふりかけ

同じく藤右衛門さんにいただいた桜花の別の塩漬けを玄米ご飯にふりかけて。
先月由比ガ浜で採った新わかめと庭の三つ葉の吸い物。

4 11, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 19.食と農、健康と病 | | コメント(0) | トラックバック(0)

200年の時間がある家

佐野藤右衛門さんが住む昔ながらの茅葺きの家。

京都市街地の北西の端に位置する山越は古く御室仁和寺の御領であり、佐野さんの先祖も早くからここに住み着いて領内の百姓として暮らし、やがて植木や庭を手がけるようになる。

「200年の時間がある家」というのは、築200年ということではない。

桜のいのち 庭のこころ』(佐野藤右衛門 / 草思社)で藤右衛門さんは語る。

この家にはいつも少なくとも三世代の家族が同居しております。

ここには少なくとも200年の時間があります。
じいさんが孫に話してやるにしても、自分の祖父から聞いた話を伝えるからです。
その話のなかに、すでにもっと先から伝えられた習慣や生活の話が残されておるのです。

子供のころの記憶が大人になっても残ってその人の考えを左右するように、生活のなかにも先人たちの記憶というのがあるように思います。


フランス中南部に育ったパトリックが、子供の頃、お祖母さんから、そのお祖父さんが森で狼に出会ったときの話を聞いたということを思い起こす。

今の日本の核家族化、都市型社会ではもう完全に喪失した人と人の関係、時間、空間。

4 11, 2010 16.都市・住い・インテリア・暮らし | | コメント(0) | トラックバック(0)

桜茶

藤右衛門さんにいただいた桜畑の花の塩漬けを丸久小山園のほうじ茶に入れる。

ゆっくりと広がっていく桜花。

4 11, 2010 19.食と農、健康と病 | | コメント(0) | トラックバック(0)

桜図譜づくり

佐野藤右衛門さんは、すでに『さくら大観』などを著しているが、祖父の代からの桜図譜づくりをまだ続けているという。

若い女性スタッフが全国から取り寄せた実際の桜花を見ながら、花びらの一枚一枚まで寸法を測り、精密に描写している。

彼女は何年くらいやっているのですか?
まだ5年ほど。

4 11, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち | | コメント(0) | トラックバック(0)

佐野藤右衛門さん

京都山越の植藤(うえとう)造園を訪ねる。

「十六夜桜」「一葉」「妹背」「祇園枝垂桜」等々色々な種類の桜が育てられている桜畑。「ドイツ鳥桜」などというのは初めて見た。
虫除けに火が炊かれている。

運良く「桜守」として高名な佐野藤右衛門さんとお会いすることができた。
御室仁和寺に仕えた代々の植木職の16代。

1957年、イサム・ノグチに乞われ、パリのユネスコ日本庭園の施工にも携わった。
日本の有名な桜でこの人の手にかかっていないものはない。


「手入れをするからあきまへんのや。守りをせなあきまへんのやわ。
守りをするというのは、子守りでもそうですけれど、子供の性格がわかるから守りができるんです。手入れというのは散髪するようなものです。きれいに切りそろえたらいいんですから。それはそのときだけよければいいということですやろ。
わしらの仕事はそうじゃない。性格がわかって、こうしたら、こう育っていくやろということを知って、守りをしながらやっていく仕事です」
『桜のいのち 庭のこころ』(佐野藤右衛門 / 草思社)

4 11, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 22.旅先で | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月10日

おばんざい

観光客は来ない、祇園北側のディープな細路。

気取ったところなどまるでない地のおばんざい。

4 10, 2010 22.旅先で | | コメント(0) | トラックバック(0)

宇治の抹茶

元禄からの宇治茶の銘園がやっている茶房元庵(丸久小山園・西洞院)。
冷たい抹茶で一息。

4 10, 2010 22.旅先で | | コメント(0) | トラックバック(0)

紫野行き

京都紫野大徳寺前「大徳寺いちま」で「紫野」と名付けられた小膳。
酢飯に春の菜、新筍など山の幸、おぼろ昆布巻、新わかめ吸い物。


中学生のころから愛唱し、ふいと口をついて出てくる万葉集、額田王の歌。

茜さす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る

あかねさす むらさきぬゆき しめぬゆき ぬもりはみずや きみがそでふる

4 10, 2010 22.旅先で | | コメント(0) | トラックバック(0)

枝垂れ桜をパトリック描く

友人のフランスの絵付けアーティスト、パトリック・オドゥヴァールは、この8年で10回も来日している。
そのたびにあちこち一緒に行ったが(カテゴリー:旅先で・美術工芸にあります)、これだけの桜を見るのは初めて。
京都御所で。

はがきに描いて私にくれた枝垂れ桜のインプレッション。

4 10, 2010 10.美術工芸, 18.花・木・野菜・生きものたち, 22.旅先で | | コメント(0) | トラックバック(0)

京都御所の桜、桜

御所北側、近衛邸跡あたりの枝垂れ桜。

4 10, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 22.旅先で | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月09日

麻心のベジタブルプレート

Micのご飯ではありません。
麻心(鎌倉長谷)、本日のベジタブルプレート:

タカキビソースがけ揚出し豆腐
菜の花とヒヨコ豆のマリネ
カボチャと新タマネギのサラダ
麻ナッツスープ
エンダイブなどのサラダ
自家製ぬか漬け
五穀米ご飯
いちご

4 9, 2010 02.私の好きな鎌倉の店・Cafe & Bar | | コメント(0) | トラックバック(0)

京都御所の老桜

京都御所には見事な桜がたくさんあるが、上に細い枝ぶりで花を咲かせている小さな老人のような樹があった。

近寄ってみると、本体はほとんど樹皮だけしか残っていない。
これでも水を吸い上げ老体に新しい枝を伸ばし花を咲かせている姿に感動する。

4 9, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 22.旅先で | | コメント(0) | トラックバック(0)

賀茂川「半木の道」の紅枝垂れ

賀茂川の北山大橋から北大路橋にかけての東岸には、紅枝垂れ桜が続き「半木(なからぎ)の道」と名付けられている。

4 9, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 22.旅先で | | コメント(0) | トラックバック(0)

入学おめでとう!

私のところ(多摩美大造形表現学部)の入学式。

デザイン学科では毎年カリキュラムの改善、充実に努めている。
これまで1年生の授業は選択するかたちだったが、今年度から全員が同じ基礎課程を履修するようにした。
79名を3組に分けるので、こちらは同じ授業を3回やることになる。


上野毛キャンパス中庭の八重桜は新入生と同じ、まだほんの少し咲き始めたところ。

4 9, 2010 11.教育と学びのデザイン | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月08日

早朝の賀茂川河畔

賀茂川の川べりも三条、四条あたりと違い、上賀茂のあたりはのんびりゆったりしている。
両岸には桜が満開、ジョギングをする人、犬を散歩させる人…

桜だけではなく、目も覚めるような雪柳の白のボリューム…
レンギョウの鮮やかな黄…

せかせかと脚を動かすのが見える鴨たち。
たたずむ川鵜…

4 8, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 22.旅先で | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月07日

社家屋敷の風景

上賀茂神社前に拡がる社家(しゃけ)の屋敷群。
社家とは神社に奉職する神官。

境内を流れ下った明神川の清流を庭へ引き込み、池としたり、また流れを戻したりしてきたという。

鴨長明『方丈記』の世界

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし

4 7, 2010 22.旅先で | | コメント(0) | トラックバック(0)

上賀茂神社の桜 -2

授与所横のみあれ桜

楼門前のヒカン桜

4 7, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 22.旅先で | | コメント(0) | トラックバック(0)

上賀茂神社の桜

朝八時、京の北を守護する賀茂別雷神社(上賀茂神社)の一の鳥居をくぐると、別世界のような桜の園の空間が拡がる。

紅枝垂れの「斎王桜」は花満ちるのはまだ今月中旬から下旬か。
白枝垂れの「御所桜」は満開。

4 7, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 22.旅先で | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月06日

「京の朝食」

道祐町のイノダコーヒー本店で「京の朝食」という名の朝食。
朝7時だが、入り口近くの丸テーブルにはご近所の常連衆が席を占めている。ここに間違って座ってはいけない。
われわれが出る頃にはもう内から外まで席待ちの人。

4 6, 2010 22.旅先で | | コメント(0) | トラックバック(0)

京都高瀬川の夜桜

昨夜、京都へ。
ホテルが木屋町四条下ルで高瀬川沿い桜の名所。
ここらから三条にかけてまあ歓楽街。

すぐそばの四条河原町は東京で言えば銀座四丁目のようなもの。
ラジカセでダンスミュージックをかけて踊る若者たち。
しかし細路をちょっと入ると老舗の京料理屋に混じって「人妻秘密倶楽部」だのわけのわからない風俗店がけっこうあり、ご丁寧に「風俗店案内所」まである。
小学校の閉鎖で規制が緩和されたせい、と30年やっているというバーのマスターが言う。

4 6, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 22.旅先で | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月04日

Micのケア日

この間風邪をひいたり目患い、腰痛が再発したりしてMicをろくに散歩させられず、目がつり上がってきている。

由比ガ浜は曇りで肌寒く日曜だが人もまばらなので放してやる。

気ままにあちこち嗅ぎ回り、急に全力疾走を繰り返し、坂ノ下の魚臭い砂で思いっきり背擦りし、いっぱいの犬たちと挨拶をかわし、タラちゃんに唸られながら遊び、麻心で満足げに休憩する。

市販のドッグフード続きだったが、今日は、サツマイモ、じゃがいも、ニンジン、カボチャ、鳥ささみ肉、庭の葉野菜を煮込んで。

4 4, 2010 24.犬と暮らす | | コメント(0) | トラックバック(0)

「100色のココロ ー 国境なきアーティストたちの活動リポートとコンサート」

写真左から)矢野東洋さん、齊木佳奈さん、QUAさん、村上雄介さん、齊木瞳さん、エクトル・シエラ、稲川瑞穂さん


エクトルに招かれて「100色のココロ ー 国境なきアーティストたちの活動リポートとコンサート」(4月3日/渋谷アコスタジオ)に。

スライドと映像によるエクトルの活動レポート。
コソヴォ、セルビア、チェチェン、アフガニスタン、ニューヨーク、東チモールなどの子どもたちと絵や折り紙を通じた交流…。
昨秋、私のところ(多摩美術大学造形表現学部デザイン学科)にも招いて学生たちに見せてもらった。

大阪出身、まだ18歳のシンガー、QUA(クア)さんの歌。
「僕にクレヨンがあれば」など3曲ともエクトルの作詞、矢野東洋さんの作曲。
ハスキーでエモーショナルだがダイナミックな歌声、とても将来性を感じる。
矢野さんがプロデュースされているそう。

ピアニスト齊木佳奈さんが弾いたのは「Adios a Bogota(さようならボゴダ)」ほかコロンビアの音楽家 Luis Antonio Calvo / L.A.カルボ(1882-1945)の曲。
18歳のときに "Adios a Bogota, Adios a Columbia" の生活をしてきたエクトルがとても懐かしい感じがするという。
CDは海外版を探さなくてはならないが、YouTubeで "L.A.Calvo" を検索するといくつか出てきて聴ける。

エクトルの文(もともと絵本にするために書いたのだがまだ実現していない)に矢野東洋さんが作曲した「かぶとむしのお出かけ」。
エクトルの朗読(間にダンスも)に齊木佳奈さん、齊木瞳さん、村上雄介さん、稲川瑞穂さんたちのピアノ。
最後はグランドピアノに3人がかり、ミニチュアピアノに2人の楽しい合奏。

とてもおもしろかった全体のプロデュースは「HOUSE OF TOMORROW」の安斎哲さん。

安斎哲『世界で一番やさしい照明‐110のキーワードで学ぶ』(エクスナレッジムック 世界で一番やさしい建築シリーズ16)
HOUSE OF TOMORROW


鎌倉でも企画したい。

4 4, 2010 13.音楽の楽しみ, 15.社会・政治・思想・歴史そして世界へ | | コメント(0) | トラックバック(0)

リス 桜を食べるの図

かいひん荘鎌倉の桜満開。

桜の花が好きなのはメジロだけではない。
リスが一匹、蜜を含んだ花の芯を一心不乱に食べ、花びらをポイと捨てている。
まあ数十匹で一度に来られると人間がうるさいけれど、君一匹が食べる分くらいこの咲き具合だものどうということないよ。


満 開 を リ ス も 喜 び 喰 い 散 ら し
  

4 4, 2010 01.私の好きな鎌倉の風景, 18.花・木・野菜・生きものたち | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月03日

ドイツパンでフレンチトースト

遅いブランチ。
卵を牛乳で溶き、残っていたドイツコッペを切って浸す。
鎌倉ベーコンとフライパンで。
マーシュを一葉採ってきて。

4 3, 2010 19.食と農、健康と病 | | コメント(0) | トラックバック(0)

今朝のおはよう-388 マーシュの恵み

元気に越冬したマーシュがロゼッタ状に少し丸っこい大葉を広げてくる。

もともとフランス産らしい。別名コーンサラダ。
冬場のフランスやイタリアでは野菜売り場で売っていた。

グリム童話の「ラプンツェル」はマーシュのドイツ語名。
身重の母親がラプンツェルを盗みたいほど欲しがるところから始まる。

ボリュームがあるので毎日一、二枚、彼女(私のなかでは女性名詞)が「あら、少し無くなったかしら、もっと生やさなくっちゃ」と思う程度に葉元から採りそのまま生で。
ミネラル、ビタミンいっぱい。

4 3, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | | コメント(0) | トラックバック(0)

蕾と花盛る間に

左目に痛み。視力落ちる。目薬も無くなり小町の眼科医へ。
角膜表面にもういいかげんにしてくれよという感じでまた炎症…

本覚寺の江戸彼岸桜。
まだ蕾とちらほら花咲く束の間の美。

4 3, 2010 01.私の好きな鎌倉の風景, 18.花・木・野菜・生きものたち | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月02日

夜桜 / かいひん荘鎌倉

冷え込みが続き、咲き停まっていた桜。
気温が上がったと思うとまた春嵐で散ったものも。

かいひん荘鎌倉の古木の夜間照明。

4 2, 2010 01.私の好きな鎌倉の風景, 18.花・木・野菜・生きものたち | | コメント(0) | トラックバック(0)

「100色のココロ…」国境なきアーティストたちイベント

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友人の絵本作家・映像作家エクトル・シエラが主催している人道支援グループ「国境なきアーティストたち(Artists Without Borders)」の「100色のココロ、100色の世界、100色の未来…」と題したイベントが4月3日(土)に開催されます。

活動報告、エクトルの詩の朗読や、さまざまな演奏コラボレーション、まだ高校を出たばかりの歌手デビューなど、子どもの参加も歓迎。

昼の部:14:30〜16:00
夜の部:19:00〜20:30

アコスタジオ
東京都渋谷区神宮前1-23-27 赤星ビル BF

詳しくはこちら


コロンビアCARACOL TVでのエクトルの日本での活動紹介


過去記事:

生まれる国を 選べない 死にたい国だけ 選びたい(2009年10月12日)
くらい たいようは かがやく ように せんそうの いろが なくなる ように(2009年10月12日)
10/14多摩美公開特別講演会「世界のあちこちの"痛み"に芸術の種を蒔く」(2009年10月10日)
「国境なきアーティストたち」(ギャラリーf分の1)(2006年09月04日)

4 2, 2010 13.音楽の楽しみ, 15.社会・政治・思想・歴史そして世界へ | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年04月01日

Bergfeldのドイツコッペ

風邪まだ治らず、近所のBergfeld(鎌倉長谷)にパンの買い出し。

日により焼く種類は違う。今日はドイツコッペを。
表面は固くパリパリしているが、中は柔らかい。
バターもチーズもソーセージなどもなしに、そのままじっくり噛みしめているだけで美味い。

ドイツは世界で一人当たりもっともパンの消費量が多い。
種類も500以上あるという。
ドレスデンやミュンヘン、ベルリンのパン売り場は壮観だったが、経験からいうとたぶん田舎町に行った方がその土地土地の素朴で旨い焼き立てパンが食べられる。

4 1, 2010 06.私の好きな鎌倉の店・その他, 19.食と農、健康と病 | | コメント(0) | トラックバック(0)

風邪に囲炉裏

夜早くベッドに入ってまた夜半過ぎに目覚めてしまう。
風邪は少し良くなっている、かも。

炭火を起こして、囲炉裏でじゃがいも、はたはた、発芽玄米の小豆混ぜご飯のおにぎり。

まあ、風邪をひいて夜中に一人こんなことをしている人もいないだろう、とは思う。

4 1, 2010 19.食と農、健康と病, 20.囲炉裏の愉しみ | | コメント(0) | トラックバック(0)