「敷き際(しきぎわ)」のデザイン
現在の建築基準法では道幅は4m以上にすることが義務づけられている。
建物を建てるとき、敷地に接している道路が4m未満であれば、道路の中心から2mにかかる範囲は、たとえ自分の土地であっても道路として提供することになる。その部分をどうするか。
今の防災法規上必要ではあるのだろう。
しかし鎌倉の街としての最大の魅力のひとつは、そんな規制以前からある個性的な路地にあるのだが、宅地化の流れのなかでどんどん失われていく。
昨年まで、朝顔や菊が咲いていたところが、ブロック土台に新建材の塀、敷き際がコンクリートで塗り固められてしまうのを見るのは悲しく淋しい。
「敷き際(しきぎわ)」というのは、敷地が道と接する境界部分のこと。
これを四季の花や緑のフェンスでデザインすることによって街の景観を守り作ろう、と『鎌倉 まちのいろは』(作・いろはの会 / 絵 伊東雅江 / 冬花社)は訴えている。
デザインということがもし力を持っているとすれば、まずもってこういうところにその力が注がれるべき。
3 19, 2010 01.私の好きな鎌倉の風景, 07.デザインの世界, 28.それってどうなの鎌倉 | 固定リンク
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