
子規は独学で俳画を学び、結核と末期カリエスの凄惨な病中で、寝返りもままならない「仰臥(ぎょうが=仰向けに寝ること)」の状態でも描いた。
これまではモノクロでしか見ることができなかったそれらの一端が、2001(平成13)年、根岸の子規庵で彩色の原本が発見され、昨秋出た角川ソフィア文庫『仰臥漫録』に収録されている。
右、見舞いに来たチマ・チョゴリの少女の絵。
袴の紐白、中の袴黄、上の袴紫、下の袴も黄にして短し。
芙 蓉 よ り も 朝 顔 よ り も う つ く し く
左、庭の糸瓜(へちま)の絵。
糸 瓜 に は 可 も 不 可 も な き 残 暑 か な
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