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2008年12月06日

『大辞林』/iPhone-物書堂さんへ再度エール

辞書、事典というのは必要に応じて何かを調べるためひもとくだけのものではない。
書籍版であればパラパラとめくりながら、ふと目をとめた項目を読み、関心のおもむくままに拾い読み、関連することをたどり、たまたま同じページにあったたために読んでしまって興味をおぼえるというような楽しさがある。

IPhone用辞書はかなり充実してきたのだが、ほとんどみな、何を検索するのかの画面になり、調べることが決まっている場合、データはその先に確かにつまっているのだろうが、こうした知的楽しみや拡がりへの配慮は決定的に欠けていた。

まあユーザーインターフェイスの設計段階で、辞書、事典というものを、あるいはもっと拡げていえば、書籍・文献というものを、コンピュータで「検索」して「結果」が出ればいい「情報処理のツール」「データベース」としてしか捉えていないからだ。

応援する物書堂さんが5日にリリースした『大辞林』はインデックスを「すべて」「五十音順」「人名」「地名」などからブラウズすることができ、辞書、事典の中をいわば「渉猟する楽しみ」への路を開いたことで画期的。

説明文中の関連する読みたい言葉を指でなぞればそこへジャンプする。
読みやすいヒラギノ明朝の縦組みでピンチ操作で拡大表示も可。


物書堂

過去記事:
アプリ満杯/iPhone
『デジタル大辞泉』と『広辞苑第六版』/ iPhone
物書堂(ものかきどう)さんへエール
手の平の外国語辞書/iPhone

12 6, 2008 08.ことばとコミュニケーション・文字・タイポグラフィ, 33. iPhone/iPad の愉しみ |

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