『懐色歌集』笑歌(エミカ)2ndアルバム
応援している女性歌手「笑歌(エミカ)」ちゃんのセカンドアルバム『懐色歌集(なついろかしゅう)』
ややハスキーだがかなりな高音もきれいにカバーし、学芸会で子どもが無心に歌うような、けれん味のないまっすぐな音程の発声と、フレーズ語尾にすべて促音「っ」がついているような区切りの歌い方が私は大好きだ。
夏が過ぎ風あざみっ
誰のあこがれに さまようっ
青空に残されたっ 私の心は 夏模様っ
〜
(『少年時代』作詞・作曲/井上陽水)
1994年、私は仕事上の過度のストレスで重度の躁(そう)病にかかり、のべ8ヶ月ほど精神病棟に入院した。
炎夏の、冷房もきかない、窓には鉄格子があり、わずかに青空が見える隔離病棟の畳に横たわっているとき、隣の「精神分裂症(現「統合失調症」)」の若い男が繰り返しこの歌をラジカセでかけており、私は聴いていて涙した。
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