2008年05月31日
『蟹工船』(小林多喜二)

「かにこーせん」と聞いて「カニ光線」が頭によぎったり、船の上でカニシャブが食えるの、とか思い浮かべたりの世代にガチガチのプロレタリア文学『蟹工船』(1929/小林多喜二)が読まれているらしい。
今年になっての増刷が20万部を越えるという。
毎日新聞が今年1月9日に掲載した作家の高橋源一郎、雨宮処凛の「現在のワーキングプアは『蟹工船』の世界に通じる」という発言がある対談がきっかけ。
東京上野の書店員がこれを読み、文庫本を平積みにしたところ数十冊売れ、他の書店にも拡がった。
いいね、こういう書店員がいる本屋はつぶれない。
中学、高校生の頃、「日本近代文学」の陰々滅々とした「私小説」の系統に飽きると「プロレタリア文学」を読み漁った。
佐多稲子『キャラメル工場から』、葉山嘉樹『淫売婦』『セメント樽の中の手紙』『海に生くる人々』、宮本百合子『貧しき人々の群』、中野重治『芸術に関する走り書的覚え書』『鉄の話』『村の家』『空想家とシナリオ』『歌のわかれ』…。
小学校の頃の通い道にあった共同印刷の争議を題材にした徳永直『太陽のない街』は繰り返し読んだ。
彼ら彼女らがかつて住んでいた街を毎日歩いていたせいもある。私の印刷への関心はこの頃共同印刷の下請け工場の様子を下校時に毎日眺めていたことにも起因する。
『蟹工船』(小林多喜二)も何度も読んだ。
「おい、地獄さ行(え)ぐんだで!」
という書き出しは有名だが、
「カムサツカの海は、よくも来やがった、と待ちかまえていたように見えた。ガツ、ガツに飢えている獅子のように、えどなみかヽてきた。船はまるで兎より、もっと弱々しかった」
という描写が私は好きだ。
『蟹工船』発表4年後の1933(昭和8)年、小林多喜二は特高に逮捕され、築地警察署署内での苛烈な拷問でその日のうちに殺された。
5 31, 2008 14.読書三昧, 15.社会・政治・思想・歴史そして世界へ | 固定リンク
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今朝のおはよう-142 紫陽花の月へ



庭の紫陽花たち。
この花たちがもし無かったら日本の梅雨時はただ寂しく陰鬱なだけだろう。
5 31, 2008 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | 固定リンク
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今朝のおはよう-141 ワイルドストロベリー

庭のワイルドストロベリーの実り始め。
花の芯すでに苺のかたちなす 飴山實
5 31, 2008 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | 固定リンク
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2008年05月30日
今朝のおはよう-140 くちなしの花

庭のくちなしの小木に次々と。
今朝咲きしくちなしの又白きこと 星野立子
5 30, 2008 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | 固定リンク
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2008年05月29日
今朝のおはよう-139 浜昼顔

由比ガ浜の浜昼顔小群落。
はまひるがほ空が帽子におりて来て 川崎展宏
5 29, 2008 01.私の好きな鎌倉の風景, 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | 固定リンク
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2008年05月27日
今朝のおはよう-138 茄子ベイビィ

2時間ほど仮眠して朝の庭で茄子の花を見る。

左の花はもうじき枯れ、右のような茄子ベイビィが出てくるはず。
5 27, 2008 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | 固定リンク
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2008年05月26日
元気になったロアくん


仲良しのロアくんは「トレーニング」に10日ほど出されていたのだが、食事も食べなくなったそうで、痩せて元気なく帰ってきた。
心配していたが、今日は以前通りMicと由比ガ浜の波辺を走り回っている。
5 26, 2008 24.犬と暮らす | 固定リンク
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2008年05月24日
ブルックリン・ブリッジ125周年と『人類が消えた世界』(アラン・ワイズマン/早川書房)

マンハッタン南端とブルックリンを結ぶブルックリン橋(Brooklyn Bridge)は鋼鉄ワイヤーを使った世界初の吊り橋でとても美しい。
1883年に完成し、今日5月24日に開通した(125周年)ということで、NYでは3日間にわたってさまざまな記念行事をしているという。
が、TVのニュースでもちらとやっているとき私が読んでいたのは邦訳が刊行されたばかりの『人類が消えた世界』(アラン・ワイズマン/鬼澤忍訳/早川書房)であり、200〜300年後の無惨に崩壊していくブルックリン・ブリッジのイラストだった。
ブルックリン・ブリッジは風洞実験もコンピュータ構造計算もなかった時代、当時の基準の6倍もの強度で作られた。
設計当時(日本で言えば明治初期)、まだ馬車とガス灯の時代であり、その後一日数十万台もの自動車が通ることになろうなど誰も想像すらできない。
けれども、NYの橋の管理者は言う。
「この手の橋は必要以上に頑丈にできているので、行き来する車など象に乗った蟻のようなものです」
「私たちは先祖が残してくれた過剰設備で食いつないでいるのです」(同書より)。
しかし、チェック、管理、メンテナンスできる人間がもしいなくなったとしたら、NYの冬の寒暖による縮小時の目地へのゴミ、膨張時のきしみ、塗装はげとサビ、などによって、本来はあと1000年は保つだろうブルックリン・ブリッジも200〜300年先にはイーストリバーに飲み込まれるだろうという図なのだ。

『人類が消えた世界』は、危機をあおりたてるような類のものでも、あるいは時系列を追ったSF仕立てのものでもない。
学者はもちろん現場の技術者や管理者からアマゾンの農民、アフリカの狩猟民などへの国際的な取材、現代科学の最新の知見に基づいて書かれている。
ある日忽然と人類が姿を消したとしたら(ただし世界的な絶滅戦争や、他の生物を道連れにしてではなく、今あるものはそのまま残したままで)という仮定を立てることによって、人類が築いてきた文明とはいったい何なのか、これまでこの地球生態系のなかでどういう歴史的経路をたどってきて現在があるのか、そしてとりわけ現代が創り出してき残されるものはその後の地球環境にとってどういう意味と影響を与えるのか、ということを鮮やかに照射して実にスリリング。
5 24, 2008 14.読書三昧, 15.社会・政治・思想・歴史そして世界へ | 固定リンク
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Daisy's Cafe(鎌倉長谷)の野菜スープ

Daisy's Cafe(鎌倉長谷)で始めた野菜スープ。KIBIYAのミニバゲットとのセット。
出始め空豆、新キャベツなど季節の野菜が優しい塩味スープにたっぷり。
名物タコライスをはじめ私にはボリュームがありすぎるものが多いのでうれしい。
5 24, 2008 02.私の好きな鎌倉の店・Cafe & Bar | 固定リンク
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2008年05月23日
欧米諸都市と比べた東京在住者の環境問題意識と行動

博報堂生活総合研究所が、2008年3月、世界8都市(東京、ニューヨーク、トロント、ロンドン、フランクフルト、パリ、ミラノ、モスクワ)の生活者2,600 人に対して実施した環境意識のアンケート調査の結果がサイトに掲載されている。
博報堂生活総研・新着情報からPDFダウンロード
「自国は経済発展より環境保護に目を向けるべき」は8都市平均74.4%。
「自分には地球環境を守る責任がある」は8都市平均83.4%。
地球温暖化への危機感も80.9%.
地球環境の保護のために、あなた自身が多少の手間やコストをかけても貢献したいかどうかにも87.7%。
毎日の生活の中で、地球環境の保護につながる具体的な行動を実行しているかにも82.3%。
少なくとも世界の主要な大都市市民の意識が「経済成長・発展」より「環境優先」を、自分から貢献し行動することを当然とするようになっていることがはっきりしている。
ところが、よく内訳をみていくと、東京在住者は他の欧米諸都市と比べてかなり特異な傾向を持っていることがわかる。
地球温暖化進行への危機感はもっとも高い88.4%。
ただしこれは「やや」を含む数字で「危機を感じている」はパリ(57.3%)、フランクフルト(51.3%)などに比べるとずっと低い35.2%。
自国は経済発展より環境保護にもっと目を向けるべきは最高の90.2%。
自分には地球環境を守る責任があると思う87.4%。
ただしこれも「やや」を含んだ数字で「思う」はパリ(60.0%)、トロント(62.7%)などと比べるとずっと低い35.4%。
つまり、環境(問題)についての東京在住者の意識は他の諸都市とある程度遜色なく高い。
しかし、実際の行動に結びつく課題の理解と日常生活での実施となるととたんに軒並み最低レベルになる。
多少の手間やコストをかけても貢献したいか、への積極的なYesはパリ、ミラノ、トロントなどの半分の26.2%。
自分の日常生活が地球環境に与えている影響の理解は、どこも20〜40%だが東京はわずか8.6%。
地球温暖化防止のために自分がいつ、どこで、どのように行動すべきかを理解しているはダントツ最下位の8.2%。
「地球環境に配慮した行動」が日常的な習慣になっている、もダブルスコア以上の最下位、11.8%。
「地球環境に配慮した生活」が快適である、も同じくダブルスコア以上の最下位、10.2%。
そして「地球温暖化防止のために、現在の便利な生活を犠牲にしたくない」は「やや」も含めると41.6%で最高。
ここから見て取れるのは、問題があることはわかっており、それなりに危機感も持っている。
しかし、問題の知識、理解が足りないため、また現在の利便を犠牲にしたくはないという思いが強く、したがって日常生活のなかで具体的に「課題化」することができず、日常的な習慣化率もひじょうに低い東京在住者の姿だ。
まさしくこれこそ取り組まなくてはならない「不都合な真実」。
5 23, 2008 15.社会・政治・思想・歴史そして世界へ, 16.都市・住い・インテリア・暮らし | 固定リンク
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2008年05月22日
旨い?

10日ほど前、寝ているMicにちょっかいを出し、攻撃されたと寝ぼけて勘違いしたMicに本能的にガブッと腕を噛まれた傷跡がかさぶたになっていた。
Micとソファに横になったらそのかさぶたをペロペロと一心に嘗め続ける。
しまいにかさぶたはなくなってしまった。
かさぶたは医学的には痂皮(かひ)といい、単に血が固まったものではなく傷口の接着・凝固の作用が働く止血栓という形成物が含まれたもの、だそう。
で、旨いの?
5 22, 2008 24.犬と暮らす | 固定リンク
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2008年05月21日
石積みの表情(リムーザン讃歌 Homage to Limousin-25)

石積みの表情(リムーザン讃歌 Homage to Limousin-18)の12世紀の古い建物別景。
入り口の紋章は施療院を示すのか封建領主の家紋か。


5 21, 2008 16.都市・住い・インテリア・暮らし, 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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2008年05月20日
家造りの伝統(リムーザン讃歌 Homage to Limousin-24)

フランス・リモージュ(Limoges)の旧市街。
この地方独特の、一階は石造り、二階以上が木を組んだ漆喰造りの家々。
30年ほどで立て替えている今の日本とは違い、何世紀にもわたって住み続けていることの重み。


5 20, 2008 16.都市・住い・インテリア・暮らし, 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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2008年05月19日
今朝のおはよう-137 リーフレタス

庭のリーフレタス。
売っているものと違い、一葉ずつその都度必要なだけ外側から摘んで食す。
また内側から新葉が出てくる。
5 19, 2008 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | 固定リンク
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Bienvenida!(ようこそ!)



「鎌倉路地フェスタ」でPartnerも関わっていた「スペイン娯楽」のご家庭に料理を持ち寄って。
ソフィーちゃんはPartnerになついている。
3日ほど前にコロンビアからやってきた1歳のマーティンくんも。
10歳にして叔母になった(!)ルナちゃんがとてもよく面倒を見ている。
5 19, 2008 23.日々のなかで | 固定リンク
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2008年05月17日
woof curry ウーフ・カレー (鎌倉長谷)

先月近所の由比ガ浜通りに開店したカレー店「woof curry(ウーフ・カレー)」。
店主の引地さんは、私は行ったことはないのだが吉祥寺で有名なカレー店「まめ蔵」で修行したそう。
前はたしか古い洋装店だったが、モダンに改装。2階への吹き抜けも美しい。


カレーはヨーロッパ風、あるいは明治以降の日本風「カレーライス」。
これは「野菜カレー」。
その他、ビーフ、チキン等々。
たっぷりのらっきょうと福神漬けという黄金セットが嬉しい。
5 17, 2008 04.私の好きな鎌倉の店・中華・エスニック, 05.私の好きな鎌倉の店・洋食 | 固定リンク
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2008年05月16日
120年前の関東地図

独立行政法人・農業環境技術研究所により、120年前の明治時代に作成された関東地方の「迅速地図」がネットで閲覧できるようになった。
歴史的農業環境閲覧システムサイト
「迅速測図」とは、明治初期から中期にかけて行われた簡便な測量法とそれにより作成された地図のこと。
主として土地利用がどうなっているかが中心とされ、田、畑、樹林、茅、荒地などに分類されている。
関東では平野部から房総半島を対象に、明治13(1880)年から明治19(1886)年にかけて作成された。

これをGoogle Earthに取り込み(取り込み方法は上記サイトFAQ参照)、レイヤーの透明度を変えると、明治初・前期(まだ「大日本帝国憲法」さえ発布されていない)の土地と人々の住まいのありようから、現代の衛星写真にまでスライドして見ることができる。
「誤差は大きな所で150m程度ある」とされており、私の住んでいる鎌倉を見ても、確かに若宮大路が東に150m、由比ガ浜通りが南に70mほどズレている。


しかし、まあこの頃の鎌倉が、江戸後期に盛んになった江ノ島弁天詣でのついでに脚が伸ばされるようになったとはいえ、半農半漁の寒村だったことがよくわかる。
5 16, 2008 16.都市・住い・インテリア・暮らし | 固定リンク
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2008年05月15日
サッカー少年(リムーザン讃歌 Homage to Limousin-23)


友人のパトリックとシャンタルの次男、10歳になるとても可愛いウーグ(Hugues)はサッカーに熱中。
広々とした丘陵にある小学校のサッカーグランドで、名を呼んでカメラを向けると生意気にポーズをとる。
前の晩、日本のサッカーチームや有名選手についていろいろ聞かれたのだが、私はほとんど知らず、彼の方が詳しい。
東京錦糸町の高層ホテルの上から見下ろした、屋上の狭いコンクリート運動場しかない小学校が記憶によみがえり、ニッポン、これからを担う子どもたちの環境がこれでいいのか、と思う。
ヨーロッパ行・考から
広々と…
幼稚園
5 15, 2008 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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2008年05月14日
今朝のおはよう-136 庭の花たち

ミヤコワスレがうずもれるようにして咲く。

ワイルドストロベリーの花とまだ黄色い実。

お伽の国のボリジの花。
5 14, 2008 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | 固定リンク
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2008年05月13日
瓦の表情(リムーザン讃歌 Homage to Limousin-22)

住居などの屋根をどう葺くかは村々によって異なる。
そこの気候と産するものと伝統的な作り方などによる。
La Roche-l'Abeileの旧瓦作りの小屋で。


5 13, 2008 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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2008年05月11日
卒業生との嬉しい再会

最近近所にできたカレー屋さん「woof curry(ウーフカレー)」(鎌倉長谷)に行ってみようとPartnerと店内に入り、2階に上っていくと「高味先生じゃないですか!」と客に声をかけられる。
見ると12年ほど前のデザイン学科デジタルコース卒業生、Oくん。
40代に入る。
仕事も身体もさまざまな試練を経てきたよう。
3月に私の家のすぐ近く同じ長谷に越してきたという。
伴侶も同じくデザイン学科環境コース同期卒。
5 11, 2008 05.私の好きな鎌倉の店・洋食, 11.教育と学びのデザイン, 23.日々のなかで | 固定リンク
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包み焼きピザ(リムーザン讃歌 Homage to Limousin-21)

サン・ティリエ・ラ・ペルシェ(St-Yriex-la-Perche)のイタリアン・レストランでパトリックの友人、ヴェネチア出身のロナウド、彼の弟子、カンボジア移民2世のキムくんと。

おそらくは1975年のポル・ポトの大虐殺から旧宗主国フランスに逃れた両親のもとでフランスで生まれた(フランスは属地主義だから両親の国籍がどこであれ、フランスで生まれた者は「フランス人」)キムくんは向上心の強い働き者で料理の腕もどんどん上達しているという。
ロナウドさんの腹も安心してふくれるわけ。
生地で包んだ窯焼きピザは中味が熱々で冷めなくて旨い。
残念ながら私には半分の量で充分だが。
5 11, 2008 19.食と農、健康と病, 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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2008年05月10日
池塘(ちとう)に映る雲(リムーザン讃歌 Homage to Limousin-20)
5 10, 2008 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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草刈り器、荷車…(リムーザン讃歌 Homage to Limousin-19)


パトリックの工房、アトリエ・チューリピエ(L'atelier du Tulipier)の前にオブジェのように置いてある古い農機具。
5 10, 2008 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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石積みの表情(リムーザン讃歌 Homage to Limousin-18)

シャンタルの店の大家さんの敷地にある古い石造りの建物。
前に来たときも外からは見ているのだが、中に入れさせてもらう。
どのくらい古いかというと12世紀の建造(日本では平安時代末期、保元・平治の乱とか『平家物語』の時代ですね)。
当時は施療院として使われていたという。
こちらではこの程度の古いものはごく普通に何気なく残されている。
もし日本で言う「歴史的建造物」指定などをあてはめたらそこら中該当する。
鎌倉時代のものなどろくに残ってもおらず、復元や常時公開の努力もほとんどしていないのに「鎌倉を世界遺産に」なんてちゃんちゃらおかしい。


5 10, 2008 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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クレープも所変われば(リムーザン讃歌 Homage to Limousin-17)

サン・ティリエ・ラ・ペルシェ(St-Yriex-la-Perche)のカフェレストランでのクレープ。
中味はさまざまな季節野菜炒め、まわりには半熟玉子。

こちらは果物のクレープ。

食後のコーヒー、アイスクリーム、ミニパンケーキのセット。
5 10, 2008 19.食と農、健康と病, 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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2008年05月09日
古城(リムーザン讃歌 Homage to Limousin-16)

安野光雅『旅の絵本』シリーズに出てきそうな中世の古城。
尖塔の上の飾りがひとつずつ違う。

パトリックが何も説明せず、いたずらっぽい表情で城の裏手に案内する。

斜面になにかベンチのようなものがたくさんあるな、と思ったら鹿が草を喰んでいるのだった。

5 9, 2008 18.花・木・野菜・生きものたち, 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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泳ぐ犬


ボールを海に向かって投げ、犬がじゃぶじゃぶと時に泳ぎ取ってくる。
Micは今のところこんなことはできない。
稲村ヶ崎で。
5 9, 2008 01.私の好きな鎌倉の風景, 24.犬と暮らす | 固定リンク
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2008年05月08日
小さな村で暮らす(リムーザン讃歌 Homage to Limousin-15)

リモージュ大学学長との会見で通訳を努めてもらった西口菜穂子さんのお宅におじゃまさせていただく。
リモージュとサン・ティリエ・ラ・ペルシェ(St-Yriex-la-Perche)の中間ほどにある小さな村に住む。

昔はこちらが人の住居。


牛舎を改築して家族4人の住宅に。

裏には緑地が拡がり、隣の柵まで牛がやってくる。
5 8, 2008 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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黒い村(リムーザン讃歌 Homage to Limousin-14)


Turenne(チュレンヌ)は黒っぽい村。
車で中には入れない。
今回は観られなかったが丘陵頂上のシャトーからの眺めが素晴らしいそう。
5 8, 2008 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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リラの香り(リムーザン讃歌 Homage to Limousin-13)

あちこちのリラ(ライラック)の花の香りが弱い雨のなかでも香ってくる。
Collonges-La-Rouge(コロンジュ・ラ・ルージュ)で。


5 8, 2008 18.花・木・野菜・生きものたち, 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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2008年05月07日
カナッペ(canapé)


フランス人はカナッペ(canapé)が大好き。
ちょっとしたレセプションや軽い家庭訪問時等では必ず出る。
WIF2008のプレス発表の後で。
5 7, 2008 19.食と農、健康と病, 27.ヨーロッパ行・考, 32. WIF(Webdesign International Festival) 2008/2010 | 固定リンク
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2008年05月06日
フランスの最も美しい村-Collonges-La-Rouge(リムーザン讃歌 Homage to Limousin-12)

フランスの最も美しい村といわれる「コロンジュ・ラ・ルージュ(Collonges-La-Rouge)」。
8世紀ころに集落をなし、今の家々は15,16世紀頃に元の形を作る。
近郊の赤い砂岩で作られた家々が美しい。

小さな小さな村。
普通に歩いたら10分ほどでひとめぐりできるほど。













リムーザン、オーヴェルヌ地方は手工業が盛んで、さまざまな手工芸品の店が並ぶ。



St.Jack(サン・チャゴ・デ・コンポステラ)への巡礼路であることを示すホタテ貝の印。



5 6, 2008 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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リモージュ大学学長と

WIF2008のクロージング・セレモニーで、国立リモージュ大学の学長(Jacques Fontanille)と同席できるようスタッフが手配してくれて話し、後日あらためて大学を訪れる。
リモージュ大学(Université de Limoges)は国立の総合大学で、人文関係から人間工学、ケミカル、ITの最先端科学技術まで、リモージュ市内を中心に多くのキャンパスを持っている。
学生数は5200名。フランス語圏だけでなく海外からの留学生も多く集めている。
日本からも10名ほどの留学生がいるそう。
特に明治学院大学は毎年4~5名の短期(1年間)留学生を送っている。
学長のJacques Fontanille教授(中央)は「意味論(Semiotics)」の国際的権威。
副学長のMichel Théra教授(左)は数学者。
リモージュ大学が「e-Pole」と進めているウェブデザインのプログラムとの交流を手始めに進めたいむね話し、担当責任者を紹介してもらう。

5 6, 2008 09.ネットワーク・コミュニケーション, 27.ヨーロッパ行・考, 32. WIF(Webdesign International Festival) 2008/2010 | 固定リンク
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小さな村で暮らす(リムーザン讃歌 Homage to Limousin-11)

サン・ティリエ・ラ・ペルシェ(St-Yriex-la-Perche)近郊の人口200人ほどの小さな村で静かに暮らすシャンタル(Chantal-右端)の両親宅を訪ねる。
お父さん78歳、お母さんは68歳。

家の裏にはずっと先まで緑地が拡がり、池があり、桜などの花木やさまざまな果樹。
大きく立派な雄鶏(フランスの象徴でもある)が偉そうに胸をはって歩き回り、雌鶏たちがくつろぐ。
野菜畑も自分たちで食べる分には充分すぎるほど。
そりゃ手入れや世話はハードだよ。
けれど楽しいものさ。

5 6, 2008 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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1968年「パリ5月革命」

パリ、ソルボンヌ広場(Pl.de la Sorbonne)での路上写真展。
1968年5月、この場所、カルチェラタンでパリが燃えたときのドキュメント写真。
もう40年になるのか。
遠く東京で学生運動に関わっていた私の、ベトナム反戦とエスタブリッシュメントへの異議申し立ての世界共時的なうねりに熱く共感し連帯した二十歳の頃の日々をパリで想い起こす。


ソルボンヌ(パリ)大学での政治集会。哲学者ジャン・ポール・サルトルの姿も見える。
5 6, 2008 15.社会・政治・思想・歴史そして世界へ, 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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2008年05月05日
鯉のぼり

凧に引かれた鯉のぼりが由比ガ浜にあがる。

上野毛環八沿い育ちの愛梨ちゃんも気持ちよさそう。

5 5, 2008 01.私の好きな鎌倉の風景 | 固定リンク
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今朝のおはよう-135 出会い

由比ガ浜で初めて「珊瑚くん」と。
よろしく。
5 5, 2008 24.犬と暮らす, 26.今朝のおはよう | 固定リンク
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今朝のおはよう-134 日光浴

庭のこんもり繁ったレモンバームの葉の上でじっと陽の光を浴びて。
「モミジ」と名付ける。
もうちょっとで「@」だが。
5 5, 2008 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | 固定リンク
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2008年05月04日
チベットのポシェット

「パリでチベット料理」で触れたオーナーが1979年にオープンしたパリのサン・ジャック通りのチベット雑貨店「La Route du Tibet(ラ・ルート・デュ・チベ)」で購入したポシェット。
もちろん今の中国が支配するチベットから直接輸入などできない。
インド、ネパール、ブータンなどに逃れたチベット人たちに仕事の機会を提供し、パリジャンたちにチベットの文化を伝える。
フランスのデザイナーがコーディネイトし、チベット人が制作することも。
このポシェットはネバールの亡命チベット人が作ったもの。
5 4, 2008 15.社会・政治・思想・歴史そして世界へ, 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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プラタナス(リムーザン讃歌 Homage to Limousin-10)

パリはマロニエだが、ここリムーザン(Limousin)ではプラタナス(鈴掛の木)。
3月は暖かかったのだが4月は寒い日が続き、リモージュ市内でもまだ新葉が出始めたばかり。

プラタナスの並木が古城に向かって続く。
サン・ティリエ・ラ・ペルシェ(St-Yriex-la-Perche)郊外で。

普通の民家に見えるのが村役場。
5 4, 2008 18.花・木・野菜・生きものたち, 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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2008年05月03日
「caféスペイン娯楽」(鎌倉路地フェスタ)

ここ一ヶ月以上Partnerが準備に関わってきた「鎌倉路地フェスタ」のひとつ「caféスペイン娯楽」。
鎌倉扇ガ谷の個人宅で、スペイン料理、スペイン語のちょっとしたワークショップなどなかなか楽しそう。


いろいろな方が来てくれたそう(詳しくはPartnerのブログで)。
私が行ったときは、クラスメートと非常勤講師の下山肇さんも来てくれている。
5 3, 2008 01.私の好きな鎌倉の風景 | 固定リンク
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フランスの自家製果実酒(リムーザン讃歌 Homage to Limousin-9)

パトリック(Patrick Audevard)のお父さんが作っている自家製果実酒をいただき、ラ・ジュルネに持って行って皆で飲む。
お父さんはサン・ティリエ・ラ・ペルシェ(St-Yriex-la-Perche)の郊外で暮らし、木を切って林の中の自分の作業場で柵や塀を昔ながらの工具で作り、週末は鹿や兎の猟をしてジビエを作る自由人。
とてもいい香り。
葡萄やプラムなど混じり合っているような味わい。
おそらく15年から20年はたっている。
詰めたボトルの浮き出し模様がレトロでかわいい。
5 3, 2008 19.食と農、健康と病, 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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2008年05月02日
「活版凸凹フェスタ2008」(東京四谷)始まる

朗文堂アダナ・プレス倶楽部の主催で「活版凸凹フェスタ2008」が始まった。
さまざまな活字活版印刷の作品、活版活字関係の展示・販売、ワークショップ等。
これは女子美術大学短期大学部学生の作品。

個人作家、阿部真弓さんの作品とそれを刷った活字の版、金属・樹脂版の展示。

私のところ(多摩美術大学造形表現学部デザイン学科)はまだ始めたばかりなので「活字組版・活版印刷」のワークショップ、授業での講習参加者の感想をまとめて、4年生の山崎祐三子さんにポスターを作ってもらって展示。
2008年5月2日(金)〜12日(月)
AM11〜PM6
CCAAアートプラザ
東京都新宿区四谷4-20(東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目・都営地下鉄新宿線曙橋)
朗文堂 アダナ・プレス倶楽部
5 2, 2008 08.ことばとコミュニケーション・文字・タイポグラフィ, 11.教育と学びのデザイン | 固定リンク
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つつじ月

十人は居る寺男白つつじ 岡田日郎
寿福寺(鎌倉扇ガ谷)前の見事な白つつじ。
5 2, 2008 01.私の好きな鎌倉の風景, 18.花・木・野菜・生きものたち | 固定リンク
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荷重オーバー


Baggageの荷重制限を甘く見ていたのが失敗。
ヨーロッパを3ヶ月まわったときは、荷物はもちろん重かったが、ほとんどすべて鉄道なので、重量数量制限は無く、またあちこちから本、資料など重いものは日本へ郵送していたので最終的な帰国時便に問題はなかった(リスボン〜チュニスの空路でExtra Chargeを150ユーロほど取られたが)。
今回の渡仏の荷物は、フル撮影機材などで行きは24Kg。Air Franceはリミット20Kgなのだがなんとか通る。
しかし帰りは本、資料などが加わりスーツケースは43Kg。
これは見逃してもらえなかった。
搭乗時間が迫っているので、今更なにかバッグを買って23Kg分減らすなど不可能。
まともにExtra Chargeを払うと780ユーロ(12万円)かかるという。
なにか他に方法はないの?
カーゴで別送扱いならもっと安くなるはずですが…。
それでも308ユーロ(48,000円)払うことに。
で、別送品到着の連絡を受け、成田空港まであらためて。
代行を頼むとさらに3〜4万円かかる。
空港ビルから1Kmは離れた、大型トラックやフォークがびんびん行き交う貨物ターミナルで、書類申請、税関届け、審査、受け取りとあちこちのビルに行かされ、いっぱい書類を書かされる。
ほぼ一日がかり、交通費、手数料等で1万円超。
5 2, 2008 27.ヨーロッパ行・考 | 固定リンク
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2008年05月01日
フランスからネット授業

滞仏中もネットにつながる時は、今やっている「イメージと文字」という新入生向け授業のブログで課題を出し、学生たちの進捗状況をチェックしていた。
4年前から私の授業はすべてブログを援用して行っているのだが、海外からは初めて。
5 1, 2008 09.ネットワーク・コミュニケーション, 11.教育と学びのデザイン | 固定リンク
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