鎌倉路すがら-吉屋信子記念館
吉屋信子(1896-1973)といっても今の若い人はまったく知らないだろう。
戦前の大正・昭和時代、彼女は女子学生のあこがれのまとであり、今でいう「少女小説」の創始者だった。
戦後、歴史小説における女性の扱いに不満を持ち、『徳川の夫人たち』『女人平家』等を著す。
1962年、66歳のとき、鎌倉市長谷に、数寄屋建築で著名な吉田五十八氏の設計による新居を建て、閑静な環境で晩年の仕事に専念した。
没後、遺志により土地、建物とも鎌倉市に寄贈され、社会教育施設「吉屋信子記念館」となっている。
通りかかったとき、たまたま公開日で初めて中に入ってみる。
枯山水の庭とゆったりした数寄屋作り。
おそらくは季節に見事だろう裏庭藤棚を望む書斎の凛とした緊張感に感動する。
4 13, 2008 06.私の好きな鎌倉の風景 | 固定リンク
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