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2007年06月16日

ハナショウブ

野生の「ノハナショウブ」が今みるような見事な「ハナショウブ」に園芸化されたのは江戸時代後期という。

以下、柳宗民『日本の花』(ちくま新書)による。

江戸の松平左金吾が作った数々の品種は「江戸菖蒲」と呼ばれ、現在の堀切菖蒲園や明治神宮菖蒲園などに受け継がれている。
これが熊本細川公に渡り、大輪、豪華化されて「肥後菖蒲」に、またこれらとはまったく別に、伊勢松坂の紀州藩士・吉井定五郎によって改良された花弁が優雅に垂れ下がり、ピンクや青系などもある「伊勢菖蒲」が作られる。
日本の代表的ハナショウブはこれが御三家。

その後これらは欧米に渡り、欧米人好みに改良されて洋種花菖蒲が逆輸入される。
ハナショウブにはもともと黄花種はなかったのだが、戦後、欧州産のキショウブとの交配が成功し、黄色のものも誕生した。


夕暮れの庭で。これは「宝石」と名付けられている。

6 16, 2007 18.花・木・野菜・生きものたち |

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