由比ガ浜残夏-4
8 31, 2006 06.私の好きな鎌倉の風景 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック(0)
東京都写真美術館で『絶望と希望の半世紀』展を観る(9月10日まで)。
第二次大戦中、それぞれの国家のプロパガンダと堕したフォトジャーナリズムへの反省から、1955年「世界報道写真財団(World Press Photo)」が設立された。
これは2005年に財団本部のあるオランダ・アムステルダムで開催された設立50周年記念展覧会の国際巡回展。
1955〜2005年の50年間を10年ごとに5つのテーマに分けている。
・1955〜1964 雑誌がビッグだったころ
・1965〜1974 ベトナム戦争の時代
・1975〜1984 ヒーローとアンチヒーロー
・1985〜1994 新しい世界秩序
・1995〜2005 報道アーティストの出現
アンリ・カルティエ=ブレッソン、ウォーカー・エバンズ、ユージン・スミス、エド・バンデル・エルスケン、リチャード・アベドン、ナン・ゴールドウィン、ジェイムズ・ナクトウェイ、セバスチャン・サルガドといった20世紀後半写真史上の巨匠たちが、世界中の現場から人々と生起する歴史の現実を切り取り『ライフ』『パリマッチ』『ナショナル・ジオグラフィック』『シュテルン』などを舞台に発信する。
「絶望」が99%に思えてくるなか、妊娠2ヶ月、体長わずか8cmですでにヒトとわかる胎内写真を見て、残り1%の「希望」を持ち続け、イメージし続けるしかないと感ずる。
8 31, 2006 12.写真・映像・映画・演劇, 15.社会・政治・思想・歴史そして世界へ | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック(0)
友人の俳優・近藤佑子ちゃんのリーディングプレイ『お兄ちゃんの樹』(作・演出╱高山広)をキッド・アイラック・アート・ホール(明大前)で。
『お兄ちゃんの樹』についての過去の記事はこちらー
2004年6月の記事
2005年4月の記事
2006年1月の記事
2003年の初演以来練り上げられてきた。
しかし今回の演出と祐子ちゃんの演技は、そうした「企図」と「演技」を感じさせない何かとてもナチュラルなものに昇華していたように思う。
打ちのめされ「身の置き所のない」絶望から生の歓喜へ、というやや直線的なものから、「今の私が強くなったのはね」とでもいうようなニュアンスを入れることによって、より陰影と力強さが増した。これまで少し理屈のことばが勝っていたラストも自然に刈り込まれ、すっと響く。
宗教的な意味ではないが、信じることと救い、喜びを「神々しく」表現した青年団の松本明菜さんの照明にも拍手。
次回は10月25日(水)16時・20時
キッド・アイラック・アート・ホール(03-3322-5564)
8 29, 2006 12.写真・映像・映画・演劇 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック(0)
犬に関して私がもっとも信頼している『犬の科学ー本当の性格・行動・歴史を知る』(スティーブン・ブディアンスキー 築地書館)によれば、ダーウィンやコンラート・ローレンツのような権威ある学者でさえ、狼とジャッカル(どちらもイヌ科)が混血して犬の祖先になったと信じていたが、最新のDNA研究により判明したのはそうではなく、狼から犬が13万5千年前に遺伝子的に分岐したという。そしてこの原始犬たちはつねにヒトにまとわりつきヒトもそれを受け入れヒトと同一の場所で生活した。
1万2000年前と測定されている墓地跡(現イスラエルのアイン・マラーハ遺跡)で、かがんだ姿勢で埋葬されている老人の左手は、4〜5ヶ月齢の子犬の頭蓋骨の上に置かれていた。
「中東」で農業、牧畜と定住が始まる9000年前から7000年前のおよそ2000年間で、中国、南アフリカ、イギリスにまで多くの犬が拡がる。陸続きだったベーリング海峡もヒトとともに渡りアメリカにも達しただろう。
この永いヒトと犬との歴史のなかで犬はなにを食べてきたかを想像したい。
8 29, 2006 24.犬と暮らす | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック(0)
ベルギーのビールはドイツと並んで古い歴史とそれぞれの地に根ざしたバラエティを持っていて、日本の画一化したものとは比べものにならない楽しさがある。
手前はサン・フーヤン(St-Feuillien)醸造所のブラウン・エール。7世紀にアイルランドの修道僧フーヤンがこの地で殉教し、信仰者たちが建てた修道院でのビール作りの伝統が受け継がれた。モルトとホップの苦みが際立っていて旨い。
Partnerが飲んでいるのは野生酵母を使って造るベルギー独自の自然発酵ビール「ランビック(Lambic)ビール」のリンデマン・カシス。カシスの酸味と美しい紫の色合い。
それぞれの銘柄専用のグラスで供される。
東京都写真美術館の「シャンブルクレール(Chambre Claire)」で。
8 28, 2006 21.酒と…の日々 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック(0)
担当するデジタル・コミュニケーション・デザインクラス4年生たちと卒業制作チェックのための合宿で昨日山中湖へ。
大学のセミナーハウス(純林苑)で管理人さんの愛犬リッキー。
毎年「拝みのポーズ」で歓迎してくれる。
下は今朝のお別れのときのもの。7〜8秒はこうしている。
8 27, 2006 24.犬と暮らす | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック(0)
『サラフィナ!』(1992・監督・ダレル・ジェームズ・ルート・イギリス/ドイツ/南アフリカ)。
アパルトヘイト(Apartheid・人種隔離政策、1991年に撤廃)下の南アフリカ、ケープタウンの「黒人居住区」ソウェトに住む、ズール語で「小さな天使」を意味する「サラフィナ(SARAFINA)」という高校生少女(レレティ・クマロ)を中心に描く。
1976年から89年までに、抵抗する高校生たちはおよそ750名も殺された。生徒たちは連行され「Lesson」として拷問が加えられていく。恐怖による屈服の強制と支配。
しかし、彼ら彼女らの自由への欲求を抑えることなどできるわけがない。
生徒たちに、政府が教科書として与える「シラバス」ではなく歴史を通して「ほんとうのこと」「学ぶべきこと」を教え、やがて連行され「自殺した」とされる女教師マソンブカ先生(ウービー・ゴールドバーグ)が印象的。
「いつの日か自由は必ず来るわ。でも自由はまだ始まりなのよ」
8 24, 2006 12.写真・映像・映画・演劇, 15.社会・政治・思想・歴史そして世界へ | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック(0)
Partnerが研修で遅いので私が自製カレー。
え〜、例によってレシピのようなものはありません。あるものを見ながらイメージ。デザイン(設計)されてませんね。
冷蔵庫をあさって、老母が買い込んでいるものから鶏ミンチ肉を見つけそれをベースに、タマネギ、ジャガイモ、庭のピーマン、「アジア商会」で購入した一缶100円のナポリ産ホールトマトにイギリス・シェアウッド(Sharwood's)のカレーペースト。作りながら各種香辛料と塩を加え、"Today's Special Curry for Only Us"。
8 21, 2006 19.食と農、健康と病 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック(0)
鎌倉駅近くに用があって炎天下に出かけたらクラクラした。
この間夏バテでどうにも食欲がわかず、遅い昼食を蕎麦でもと思っていたのだが、身体の精気が抜けているような気がしたので「勝烈庵」へ。
ロースカツにたっぷりの大根おろしとカイワレ。ポン酢醤油をかけて。
8 21, 2006 02.私の好きな鎌倉の店・和食 & 居酒屋 | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック(0)
庭のレモンの木に取り付いていた青虫(アゲハの幼虫)を老母が採ってくる。
すでに5令期。
「青ちゃん」と命名。
バカラのグラスの中でレモンの葉と。
8 18, 2006 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック(0)
ロバート・キャパ(1913-54)はスペイン内戦、第二次世界大戦、インドシナ戦争とずっと戦場を撮り続けたが、同時にそのなかにある子どもたちの姿をたくさん撮った。
『ロバート・キャパ写真集「戦争・平和・子どもたち」』
弟のコーネル・キャパは述べる。「ここにあるのは、つまるところ、ボブ・キャパが密かに愛した家族、世界中に散らばっている彼の子どもたちのアルバムなのである。これらの写真のなかに私が見るのは、私たちの両親が子どものころの彼にそそいだ愛情、そして、私たちの母親ユリアが彼の生きている間じゅう惜しみなく彼に与えつづけた愛情が生み出した、利益配当金である。ここに見えてくるのは、それほどまでにたっぷりとそそがれた愛情や賞賛を、再投資し、こんどは自分がやさしく全世界の子どもたちに移しそそいでいるボブの姿である。」
上)1938年・西安。前年日本軍は盧溝橋事件を起こし本格的な中国侵略を押し進め、南京も占領していた。
中)1939年・バルセロナ。ファシスト・フランコ軍が迫る。市外へ避難するための車を待つ少女。
下)1944年・パリ。ナチスドイツからの解放を祝って。
8 17, 2006 12.写真・映像・映画・演劇, 14.読書三昧, 15.社会・政治・思想・歴史そして世界へ | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック(0)
横浜の神奈川県民ギャラリー(第2展示室)での「南米からの熱い風ー日本在住の中南米芸術家たちによる展覧会」(主催:国際交流ゆめプロジェクト)に。
増山理人くんによる、ニカラグァでのストリートチルドレンとの2年間の経験のスライドショー。
コロンビア出身で多摩美術大学大学院在籍中のエディソン・オソリオ・ザパタ eDISON OSORIO-ZAPATAさん(ガラス工芸)、ユアン・マニュエル・カストロ Juan Manuel Castroさん(情報デザイン)の作品(上の写真の右の映像)もある。
神奈川県民ホールギャラリー 第2展示室
今日13日(日)PM4まで
8 13, 2006 10.美術工芸, 15.社会・政治・思想・歴史そして世界へ | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック(0)
今日10日は夜7時から鎌倉花火大会。
朝からパラソルを3本借り、約12畳分の領土を確保。
現在の波打ち際から100mは離れているが、大潮で夜7時ころにはこの際まで波が来る。
高波と速い潮で腰より上まで行かないよう遊泳注意報。
昼前、学生たちの先遣隊が到着したので、領土の維持管理と防衛をまかせる。
昼過ぎ、一気に混みあってくる。
私たちのいる場所はこの地図の「由比ガ浜海水浴場とある旗印」の浜(海の家「東亭」の前)です。 スペースはあるのでぜひ来られる方はお越しください(鎌倉駅から江の電で2駅目ー4分「由比ガ浜」駅下車。徒歩5分)。
8 10, 2006 06.私の好きな鎌倉の風景 | 固定リンク | コメント(1) | トラックバック(0)