2005年11月30日
長谷・由比ガ浜 秋景-20 ヤツデの花

しばらく前までは都内の家々でもヤツデはとてもポピュラーな存在だったと思う。18歳まで暮らした本郷の家にもあった。
関東以西の暖地。日陰でもよく育ち、晩秋花柄が伸び細かく白い花が咲く。翌夏黒い実がつく。
実際の葉の切れ込みは7、9、11と奇数だが縁起をかついで「八手」としたらしい。魔除け、疫病除けに植えられたという。
学名の「ファッシア(Fatsia japonica)」というのは「八手」の漢字読みのハッシュから。はは、適当だね。
フォン・シーボルトがヨーロッパに実物を伝えた。
みづからの光りをたのみ八ツ手咲く 飯田龍太
花八つ手色の夕靄(ゆうもや)湧きにけり 草間時彦
八ツ手咲け若き妻ある愉しさに 中村草田男
言わねども晩年が見ゆ花八つ手 倉橋羊村
虻一つ翔(た)てば総だち花八手 斎藤雨意
11 30, 2005 01.私の好きな鎌倉の風景 | 固定リンク
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今朝の初めまして
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鎌倉の「塀・垣」-6

子どもの頃、おじいさんは山へ「シバカリに」というのがよく理解できなかった。絵本の絵もずいぶん適当だったように思う。
ひなびた柴垣。
路地に面してはおらず、もともとは屋敷があっただろう駐車場際なので家と家の境。
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2005年11月29日
うな豊(鎌倉佐助)

佐助に住んでいたころはちょくちょく行った市役所通り・法務局前の「うな豊」に久しぶり。
さばき、蒸し、焼き、と丁寧な仕事。
原酒「千代菊」と。
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鎌倉の「塀・垣」-5


古くからのお屋敷が取りつぶされて更地になり、隣家との境のみごとな竹垣のみ残されていた。
針金などではなくきちんと棕櫚縄で締められている。
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鎌倉の「塀・垣」-4

ブロックで埋められている上部がかつてはどうだったのか。
この門の役割はわからないが、現在はブロックでふさがれ「トマソン」化している。
石垣については「ものと人間の文化史58」の『石垣普請』(北垣聰一郎╱法政大学出版局)が詳しい。
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2005年11月28日
長谷・由比ガ浜 秋景-19 廃屋の郵便受け

廃屋の郵便受に紅蔦贈る
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鎌倉の「塀・垣」-3

築地(ついじ)。
泥土を土手のように築いた垣の上を瓦や板で葺いた土塀。
法隆寺に鎌倉中期のものとされる最古のものがある。
古では官職についている人にのみ許され、壁面に引いた定規筋の数で格式を表した。京都御所、本願寺、東京の護国寺などの塀に、5本(最高位)の定規筋をみることができる。
写真は吉屋信子記念館(鎌倉長谷)の築地塀。
土は白ではなくほのかな桜色。木目を生かした焼き板がはめ込まれ、さらに竹垣がほどこされている。
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鎌倉の「塀・垣」-2

小路の板塀。
進入を防ぐというような意味合いはあまりなく景観的な目的の方が強いのだろう。
視覚的な外部との遮蔽が主たる目的なのだろうが、通風性はある。
しかし、通りから一本入り、また横に入った小路で「遮断」の必要はどのように生まれ、どのように結果しているのだろうか。
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長谷・由比ガ浜 秋景-18 路傍の石の首飾り

よく手入れされ、名札が付けられているような寺社の銘花ではなく、小路や崖際や民家の生け垣、塀越しの庭木、空き地に咲いている草花などに惹かれる。もちろん山路だったら申し分ない。
「拝観させていただく」のではなく「出会う」という感覚。
路傍の石(ん?古いなあ、山本有三だぜ、想い出すね吾一少年だ)に自然の造形美と出会う。
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2005年11月27日
長谷・由比ガ浜 秋景-17 紅葉競演
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山茶花(さざんか)


さざんかさざんか 咲いている
たき火だたき火だ 落葉たき
『たき火』(作詞:巽聖歌╱作曲:渡辺茂)2番の始め。
1941年(昭和16)年、NHK子供テキスト「ラジオ少国民」に発表されたが、軍部に禁止されてほとんど放送されず、戦後の1949年「うたのおばさん」で放送が再開され教科書にも採用されて広く歌われるようになった。
昭和30年代くらいまでは街のあちこちでやっていた「落葉たき」などは、過密化と管理強化のなかで都会ではすでに死語。キャンプファイアーくらいは経験していても「たき火」を知らない若い人がほとんどになった。
作曲の渡辺茂は私の小学校の時の音楽の先生。
山茶花のはなれ離れの咲きはじめ 斎藤夏風
ふと咲けば山茶花の散りはじめかな 平井照敏
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枸杞(くこ)の実

路傍の枸杞(くこ)の実。そのまま食べても甘い。枸杞酒にしたり、乾燥させて杏仁豆腐に散らしたり。
歩けば気の紛れて枸杞の実が甘し 植松安子
枸杞の実を容れて緩やかなる拳 丹間美智子
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鎌倉の「塀・垣」-1

「塀」や「垣」というのは歴史的、思想的、デザイン的に考えて面白い対象だ。
「境界」というものを人間はどうとらえ、どうカタチにしてきたか。
鎌倉の街にはさまざまな塀や垣がある。少し意識して見ていきたいと思う。
鎌倉には竹垣がよく合う。小津安二郎の映画でもおなじみだ。
竹垣にも有名な桂離宮の桂垣をはじめ、四つ目垣、白竹菱垣などさまざまなデザイン、構築法があるがこれはいわゆる「建仁寺垣」。
建仁寺は、宋で禅を学んだ栄西(えいさい)が、鎌倉時代の建仁2年(1202)、京都に建立した臨済宗建仁寺派の大本山。日本では最古の禅寺。ここの竹垣を本歌とする代表的な垣根。
柱、胴縁竹、押縁竹に割竹を竪子として隙間なくくりつける。
遮断性が高い。
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2005年11月26日
イサムノグチ展明日27日まで

9月からやっていたというのにまたまたぎりぎりの観覧になってしまった。土曜の午後でチケットを買うのに40分待ちの行列(明日27日は最終日かつ日曜なのでもっと混むかも。行かれる方はご注意)。
イサムノグチ庭園美術館(香川県牟礼町)に行かねば見られなかった高さ3.6m、重さ17トンにもおよぶ花崗岩の彫刻「エナジー・ヴォイド(Energy Void)」(1971-72)はもちろん必見。
どれもすばらしいが、個人的には第二次大戦中の1943年に作られたセメントによる「この責め苦しめられた地球」と玄武岩による彫刻「エイジ」(1981)に特に感銘を受けた。
イサムノグチ展サイト
11 26, 2005 07.デザインの世界 | 固定リンク
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社会人入試A日程終了

私が教えているところ(多摩美術大学造形表現学部╱世田谷区上野毛)は夜間学部なので、昼間働いている社会人をかなりな割合で受け入れている。
デザイン学科では定員100名のうち40名を社会人枠とし、11月と2月の2回「社会人入試」を行う。
先日「社会人入試」の第1回目(A日程)が終わり、27名が合格した。
学歴も職業も年齢も実に多彩だ。他大学や大学院まで修了している人もいれば、普通の会社員から商売をやっている人、看護師や作業療法士もいるし、中国や韓国の人もいる。年齢も22歳から41歳までと幅広い。
社会経験を経るなかで問題意識や目的意識と学習意欲を高めたこれらの人たちが「一般入試」(3月)で入ってくる高校を出たての18、19歳たちと混ざり合い、刺激しあうことでこれまで他大学にはないとてもいい効果を上げている。
11 26, 2005 11.教育と学びのデザイン | 固定リンク
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そば処 五島(鎌倉扇ガ谷)

蕎麦搔(そばがき)。そば粉に熱湯を注いで練り上げる。
柔らかすぎず固すぎず、風雅な葉のかたちに仕上げられている。
蕎麦搔や遠き昔の風の音 炭谷華山
11 26, 2005 03.私の好きな鎌倉の店・和食 & 居酒屋 | 固定リンク
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2005年11月25日
長谷・由比ガ浜 秋景-16 長谷寺ライトアップ



長谷寺のライトアップが今夜から始まった。
放生池から地蔵堂あたりの入り口付近が開放されライトアップ。
11月25日(金)〜12月11日(日)
PM5:10〜6:00
11 25, 2005 01.私の好きな鎌倉の風景 | 固定リンク
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麻心(鎌倉長谷)-6 麻の実入りカレー

穏やかな秋日和。冬に向かって海を囲む大気は確実に澄んでくる。
麻心の「麻の実入りカレー」と麻の実エキス入り「Extra Hemp」。
麻(大麻・おおあさ)は日本でも古くから栽培され、1万年前の縄文遺跡からも大麻繊維や種子が見つかっている。実は食用に、茎は縄、網や衣服をつくる繊維としてずっと利用されてきた。
食べたことないよ、というかもしれないがそんなことはない。
麺類や鍋ものの薬味として、また漬け物にも使われる誰でも知っている混合香辛料「七味唐辛子」。
江戸初期寛永の頃、両国薬研堀の辛子屋徳右衛門が「七色唐辛子」として売り出したのが始めという。この「七味(七色)」とは、唐辛子、ケシの実、シソの実(ないし青海苔)、黒胡麻、山椒の実、陳皮(みかんの皮)プラスこの麻の実。
大豆に匹敵するタンパク質、脂肪、糖質、繊維質を含む健康食品。
11 25, 2005 02.私の好きな鎌倉の店・Cafe & Bar, 30. Hemp(ヘンプ)の薦め | 固定リンク
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長谷・由比ガ浜 秋景-15 線路際の花たち

江ノ電の線路はなんら「緩衝地帯」もなく民家と庭に直結している。だからこれは線路際というより庭の花の「延長」。
陽のあたる線路際は花たちにも心地よいのだろう(長谷〜由比ガ浜駅間で)。
11 25, 2005 01.私の好きな鎌倉の風景 | 固定リンク
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長谷・由比ガ浜 秋景-14 紅葉

しらぬ人と物いひて見る紅葉哉 東順
11 25, 2005 01.私の好きな鎌倉の風景 | 固定リンク
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『歌伝説・ちあきなおみの世界』

NHK-hiデジタルハイビジョン放映の『歌伝説・ちあきなおみの世界』。
TVの歌番組などはまず見てはこなかったのだが、『喝采』(1972)以降のちあきなおみだけは私の中では別格だった(関係ないが同じ1947年9月生まれ)。
歌はもちろん抜群にうまい。単にうまいだけでなく他の凡百の歌手たちのようなケレンがまったくない。そして番組のなかで村松友視氏が言っているように「歌から入って芝居の気配を漂わせる」ことができる才能を持った人だった(あ、93年に夫君の死後芸能活動を一切辞めただけで別に亡くなったわけではありません)。
それにしても『夜を急ぐ人』『ねえ、あんた』『朝日のあたる家』の歌や振りや表情を今の若い人がやろうとしても無理だろう。
ビリー・ホリデイに扮し歌って演じた一人舞台『Lady Day』(1989)は、もし舞台の映像が残っているのならぜひともDVD化してほしい。
【追記】
12月24日夜にNHK・BS2で再々放送されるそうです。
11 25, 2005 13.音楽の楽しみ | 固定リンク
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2005年11月24日
麻心(鎌倉長谷)-5 シャンティと子犬

出産から一夜明けてシャンティもだいぶ落ち着いたよう。
白黒ブチが3番目に産まれたのだけは分かっているが、他の黒(たぶん茶系に変わる)の5匹はどれがどれやらシンさんにも区別がつかない。
きょうシンさんの家に連れて行き、2ヶ月ほどはシャンティのもとで育てる。
そのうち写真を撮りに行く予定。
11 24, 2005 02.私の好きな鎌倉の店・Cafe & Bar, 24.犬と暮らす | 固定リンク
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長谷・由比ガ浜 秋景-13 朝の月

秋天に下弦の朝の月。で一句…
鳶舞う朝月山茶花松の空
(ハハ、まんまじゃん)
11 24, 2005 01.私の好きな鎌倉の風景 | 固定リンク
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オレフォスのワイングラス

お世話になっている先生ご夫妻からお祝いにいただいたワイングラス。
北欧ガラスデザインを代表するスウェーデン・オレフォスのもの。
柄の中に素晴らしく美しいコバルトブルーが封じ込められており、光の加減でワインとともに複雑な表情をつくる。
11 24, 2005 10.美術工芸 | 固定リンク
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2005年11月23日
麻心(鎌倉長谷)-4 シャンティ出産!

麻心のシャンティがついさっき店の奥で6匹の子犬を無事出産した。
自力で出産できるということは素晴らしい。
まだよくわからないが黒や黒白。耳を澄ますとミュゥ、ミャゥというようなかすかな鳴き声が聞こえる。
一日はたたないと動かせないので、シンさんは今晩は店に泊まり込み。
11 23, 2005 02.私の好きな鎌倉の店・Cafe & Bar, 24.犬と暮らす | 固定リンク
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銀の鈴(鎌倉小町)

鎌倉駅表口(東口)前にあるので待ち合わせ、打ち合わせに便利な喫茶店。
2階がカフェで3階がビアレストラン。駅前広場、若宮大路への路に面しているので明るい。
路沿いのイチョウは一時雀の大群のお宿となり時間によってかまびすかった。
で、苦情が出たのかお役所が枝を刈り込んで、行き場を失った雀たちは鎌倉警察署や鎌倉雪ノ下教会、今はない針谷産科婦人科医院の屋上などに待避していた。
今雀たちの寝ぐら事情がどうなっているのかは知らない。
11 23, 2005 02.私の好きな鎌倉の店・Cafe & Bar | 固定リンク
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担々麺(上野毛「吉華」)

担々麺はなかなか奥が深い。
「担」はになう、かつぐ、というような意味で、中国西北の四川地方で肩にかついで移動する屋台で供されたそば、がもとのようだ。
1952(昭和27)年に、中国の料理人資格として最高位の「大厨師」である陳建民氏が来日し、赤坂に四川飯店を開いたところから、四川料理の麻婆豆腐や海老チリソースなどとともに担々麺も知られるようになった。もともとの担々麺にスープはないが、「担々湯麺」とでも呼ぶべきスープ入り担々麺は陳建民氏の考案によるという。
担々麺たる要件はなんなのか。
スープの有無に関わらず、芝麻醤(チーマージャン=練り胡麻)、唐辛子、山椒による味付けは不可欠なのだろう。その他に干し海老、醤油、酢、ラードなどが加わる。
陳建民氏の弟子である久田大吉さんの店、上野毛「吉華」の担々麺。
左にちょっと写っているような大きな黒化した唐辛子が3つほど入っている。
11 23, 2005 19.食と農、健康と病 | 固定リンク
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2005年11月22日
『ローハイド』のフェイバーさん

BS2で『ローハイド』(1959年放映)を再放送しているのをたまたま観て懐かしむ。
『ALLWAYS 三丁目の夕日』で描かれている1958(昭和33)年に東京タワーが完成したおかげで、翌59年、それまで3つしかなかったテレビチャンネルに新たにフジテレビ、日本教育テレビ(NET=現テレビ朝日)が開局して加わり、次々に人気となるシリーズを放映する。
1959(昭和34)年は「皇太子(現天皇)・美智子様ご成婚」という一大イベントがあり、TVは家庭に急速に普及した(当時小学6年生だった私の家もこの頃買っている)。
この年は受験勉強(!)中だったのでそれほどTVを見ていたわけではないが『ローハイド』だけはかかさず観た。
フランキー・レインの歌う「ローレン、ローレン、ローレン〜」「ビシッ、ビシッ(ムチの音)」「イヤァ〜!」というテーマソング(ディミトリー・ティオムキン作曲)はそれまで聴いてきた歌とはまったく異質の迫力を持っており、牛の大群の疾走など見たこともない日本の少年たちはわくわくしてTVにかじりついた。
ずっと後になってわかったが、このシリーズはアクションもの西部劇というよりビジネス・プロジェクトの話なのだ。
南北戦争(1861-65)後のテキサスからミズーリが舞台。
北東部では戦争による大量消費で牛が急減し価格が高騰する。南部テキサスでありあまっている牛を十数倍の価格で売れるチャンス。
そこでテキサスの大規模牧場主は「カウボーイ」たちを雇い、北東部へ鉄道で運べる最寄りの駅までの牛の搬送を委託する。
出発地はテキサスのサン・アントニオ(あの「アラモ砦」の町)。77年には鉄道が通じたというから『ローハイド』の時代背景はその前の戦後1865年から77年の間ということになるのだろう。日本でいえば「明治維新」から明治初頭の頃だ。
最寄りの駅といっても1000キロ(東京ー稚内間くらい)以上北のミズーリ・シデーリア(セントルイスの西)。3000頭もの牛を途中草を食まさせて肉質を維持し、雨風日照り砂嵐、山河越えなど自然と闘い、さまざまな強盗襲撃、通過する地所での人々との軋轢に会い、カウボーイたちの仲間内トラブルもいろいろ起こる(各話の原題はすべて「Incident」でタイトル付けされている)。
で、このプロジェクトリーダーがギル・フェイバーさん(エリック・フレミング)なのだ。
子ども心にこの人の責任感、意思の強さ、仕事に対する的確な決断とテキパキと指示をくだす姿、一方で示される(顔の表情にはほとんど表われないが)メンバーたちへの暖かい心配り、機微に感動しあこがれた。
補佐役ロディ(クリント・イーストウッド)とはドラマ上ではずいぶん歳が離れているように思っていたが、実際は2歳しか違わない(フレミングー1928年生まれ、イーストウッドー30年生まれ)。
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25日から長谷寺ライトアップ

昨年から始められた長谷寺のライトアップが25日(金)から。
京都ではあちこちで行われているが、関東での寺社のライトアップはめずらしい。
大きなライトではなく、小さなスポットライトをたくさん使っているので、とても立体的に紅葉が浮かびあがる。
昨年は撮影しそこねたので今年は…
長谷寺ライトアップ(入場無料)
11月25日(金)〜12月11日(日)
PM5:10〜6:00
長谷寺サイト
11 22, 2005 01.私の好きな鎌倉の風景 | 固定リンク
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2005年11月21日
なかむら庵(鎌倉小町)

信州田舎そばの店。休日は行列ができる。
南佐久・川上村のそば粉9に小麦粉1を加えた9割そば。つなぎに鶏卵を使っている。店頭で毎日打ち、1時間半もかけてこね鉢でこねたものの茹でたて。そば湯も濃厚に白濁していていかにも効能書き通りだと思わせる。
酒を頼むとついてくるそばの実揚げも旨い。
残念ながら新そばはまだ(11月末から12月はじめ)なのでそれを使った「そばがき」はもう少し待たねばならない。
写真は「とろろそば」。
11 21, 2005 03.私の好きな鎌倉の店・和食 & 居酒屋 | 固定リンク
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長谷・由比ガ浜 秋景-12



秋深し誰も無言で聖画展 古賀まり子
歩きても止まりても秋深きかな 倉田紘文
11 21, 2005 01.私の好きな鎌倉の風景 | 固定リンク
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これも駐車場

車2台をおさめるこの穴は新しく掘ったものでも、戦時中の防空壕の跡でもない。
13〜14世紀鎌倉時代、武士階級の墓として、丘陵の中腹や裾に横穴が掘られ、遺骸の埋葬と供養の場とされた。
「やぐら」と呼ばれる。鎌倉ではあちこちに、大小さまざま、所によってまとまって(やぐら群)ある。
佐助で。
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2005年11月20日
Micと古毛布-3

ぼく、この毛布相当気に入ってる。寝る準備万端だよ。

TVの音がちょっとうるさいよ〜、かぶっちゃえ。
(撮影:Partner)
11 20, 2005 24.犬と暮らす | 固定リンク
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2005年11月19日
Micのお見合い写真?

写真とはおそろしいものでございます。
もっともらしい表情でとても落ち着いた犬のように写っておりますが、いえいえ、あ〜た、実際にお会いになると写真の印象とのあまりの落差に、写真というメディアに対して根源的な不信感を抱くようになるやもしれません、はい。
11 19, 2005 24.犬と暮らす | 固定リンク
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Micのお仕置き

Micが言うことをきかなかったときのお仕置き、「高い高い」。
ふつう人間の赤ん坊などはきゃっきゃと喜ぶのだが、なぜかMicは大の苦手。
どうなるかというと、全身が硬直し、前脚は折れ曲がり、眼はうつろなロンパリ状態になる。
で、そのままおとなしくサークルへ。
(撮影:Partner)
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2005年11月18日
Micと古毛布-2

今朝は寒いので掛けてみたよ
ぼく自分でできるさ
ぬくっ
(撮影:Partner)
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長谷・由比ガ浜 秋景-11 花、鈴なり

11月4日のアスパラガスのような芽が9日には大きく拡がり、今日はひとつ4〜5cmはある花をみっしり咲かせている。
なんというものなのかどなたかご教示を。
追記)
コメントで教えていただいたように、これは「ユッカ蘭」でした。
11 18, 2005 01.私の好きな鎌倉の風景 | 固定リンク
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ボージョレ・ヌーボー

ボージョレ・ヌーボーのような若い酒はあまり好まないので基本的に興味はないのだが、いいものを仕入れたという行きつけの「ミキ」に「解禁日」に行けず、近くの「セブンイレブン」で購入。
日本ではそこらのコンビニでボージョレ・ヌーボーが買えてしまうのだ。
初物だぁ、なんか晴れ晴れしいじゃないか、という感覚はそれはそれでいいけれど、どう考えてもヌーボーの輸出先の半分が日本などというのはやはり異常だね。売れるとなるとわっと群がりあおり立て、人々も乗せられてしまう様はおぞましい。
6ヶ所のクリュ・ボージョレの地区、10の生産者のキュベ(原酒)をあの田崎真也さんがアッサンブラージュ(調合)したという「シャルル・ドラピエ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2005 プレステージ・セレクション」2,480円。
11 18, 2005 21.酒と…の日々 | 固定リンク
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2005年11月17日
長谷・由比ガ浜 秋景-10

大仏裏のひっそりとした路地の崖際に、なにか身を寄り添うようにたたずんでいる花と実。
「おたがい相手の色が好きなのよ」
「ほっといてね。ここは寂しいけどあたしたち充分しあわせだから」
「でもこのまままとめて花束プレゼントにしてもらってもよくってよ」
写真だけ撮ってそっと離れた。
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長谷・由比ガ浜 秋景-9 珊瑚樹


珊瑚樹はスイカズラ科の小高木で海沿いの山地に自生する。鎌倉の庭木や生垣には多い。晩秋赤く熟した実の様子が珊瑚のように美しいというのでこう呼ばれる。
塀越しの珊瑚樹の上に残った熟柿がひとつ。
珊瑚樹や夕べ俄かに鳥の数 田中美智代
くやしくも熟柿仲間の座につきぬ 一茶
で、私も下手な一句
珊瑚樹や受けとめてよ熟し柿
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長谷・由比ガ浜 秋景-8 紅葉すすむ

ここのところの冷え込みで鎌倉の紅葉も一気に進んできた。
長谷の鎌倉能楽堂近辺。

高徳院(鎌倉大仏)裏。

高徳院を外から。
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長谷・由比ガ浜 秋景-7


秋天につかまつてをる蜘蛛のあり 上野泰
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2005年11月16日
長谷・由比ガ浜 秋景-6

小径の塀に拡がる蘡薁(えびづる/古名はえびかずら)。
ブドウ科の落葉蔓草。黒く熟した実は甘くジャムや果実酒に使える。

鎌倉は寺社はもちろんたくさんあるが、実は教会もけっこうある。由比ガ浜の日本基督教団ハリス記念鎌倉教会。

見つつ消ゆ雲あり秋の雲の中 皆吉爽雨
去るものは去りまた充ちて秋の空 飯田龍太
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2005年11月15日
麻心(鎌倉長谷)-3 新メニュー

新メニュー「もちアワのガレット ピリ辛茄子のミルフィーユ」。
三層になった焼いたアワの香ばしさとピリ辛の具が混じり合っておいしい。

定番「ブラジリアン・プレート」。フェジョンという黒豆を煮たものにファリーニャ(マンジョーカ芋の粉)をまぶして食べる。滋味。五穀米に麻の実も混ぜたご飯、ブラジルのソーセージなどオーガニックで食べごたえ十分。
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「小泉誠展 Ku Ra Si Go To」



「小泉誠展 Ku Ra Si Go To」(ギャラリー間)は9月15日からやっていたというのに、ようやく最終日に駆け込んだ。
私の自宅での生活は小泉誠さんデザインの家具に依っている。
古材とスチールで作られたダイニングテーブルにPowerBookをひろげて仕事をする(もちろん食事も)。囲炉裏の煤に長年まぶされた古民家の梁材は眼にもやさしく触っても味わい深い。とてもシンプルな桜材のチェアの形や風合いも好きだ。同じく古材を軸にしているソファはほどよい固さでくつろげる(もっともそこで一番長くくつろいでいるのはMicだが)。古材・有孔合板・新材を組み合わせてあるキャビネットはアンプ類を収納し50インチディスプレイをバランスよく載せている。
その他スタッキングできるカップやマグ、木のコースター、箸置きなどの小物類…
だからこの展覧会「Ku Ra Si Go To」=「暮らし+仕事+コト」は私自身のことでもあり、シンプルで優しく、しかし背後では徹底して設計しぬかれた作品と展示空間をとても気持ちよく楽しめた。
11 15, 2005 07.デザインの世界 | 固定リンク
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2005年11月14日
Bergfeld(鎌倉長谷)-4

寒気がする。栄養を取らねば…
Bergfeld(ベルグフェルド)でチーズとハムのトーストサンドと野菜スープ。
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『三丁目の夕日』から小学校同期会へ



『ALLWAYS 三丁目の夕日』を観て昭和33年にトリップした後、銀座に出てその当時のクラスメイトが集う小学校の同期会へ、というのもすごい一日だなぁ。
文京区小石川にある東京学芸大学附属竹早小学校が母校。1954(昭和29)年入学、1960(昭和35)年卒業、6歳から11歳までを過ごす。
教育実験校なので48名1クラスで1学年2クラスずつしかない。2年ごとに担任と生徒はシャッフル。学芸大の教職課程の学生がよく「教生」として見習い的に教えにきた。
2年前に何十年ぶりかに同期会をやったのだが、その時来なかった人とは実に45年ぶり。はじめは分からないのだが、じわじわと面影が浮かび上がり、エピソードを想い出す。
そうか、このメンバーで卒業記念に多摩川までサイクリングしたんだっけ。
女性たちも元気。孫がいる人も多い。
先生方(前列中の女性2人)も83歳と71歳になられるがお元気でなにより。教えた生徒のことはいつまでも覚えていて気にかけていただいているのだなあとしみじみ感激し、自らを省みる。
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長谷・由比ガ浜 秋景-5



朝はめっきり寒くなった。明日はもう少し厚着をして出なくては。
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2005年11月13日
長谷・由比ガ浜 秋景-4 壁面紅化

由比ガ浜通りで。
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讃『ALLWAYS 三丁目の夕日』

スケジュールの合間があったので、新宿で『ALLWAYS 三丁目の夕日』(エグゼクティブプロデューサー/阿部秀司・奥田誠治、監督/山崎貴)を観る。
満席で立ち見(といっても通路に膝を抱えて座ったけれど)。この映画はゆったり小ぎれいな座席で観るよりこの方が良いかもしれない(街頭テレビを見たときのように)。
終わってから見渡すとふだんあまり映画館には来ないだろう年配者が約2/3。
私は原作者の西岸良平と同じ1947(昭和22)年東京生まれで、鈴木家の一平(小清水一揮)や、この映画ではほとんど主役といっていい古行淳之介(須賀健太)と同様、時代設定の1958(昭和33)年には10歳から11歳、小学5年生だった。
冒頭で一平が飛ばす模型飛行機。まったく同じようなものを組み立てて遊んでいたし、東京タワーがだんだん立ち上がっていく様もときどき見ていた。出来上がったときは早速展望台(当時は下の方だけ)に上がってみた(それ以来一度も行ったことはないが)。
そんなわけで本当に実感としてタイムトリップして浸ってしまう。
「もはや戦後ではない」と経済白書が宣言したのが1956(昭和31)年。「戦争が終わってはや13年」というセリフが出て来るが、まだ人々は戦争の惨禍の手のひらの内にいる。白衣を着てスクーターで往診する小児科医の宅間先生(三浦友和)は空襲で妻子を喪った痛手を抱えているし、煙草屋のおばちゃん(もたいまさこ)の少しぶっとんだところも夫と息子を戦争でなくしたこととつながっているだろう。ラジオからは敗戦後の混乱で離散した家族などの消息情報番組「尋ね人」が流れており、映画には出てこないが池袋の駅前あたりにはまだ手足や眼を失った「傷痍軍人」が白衣姿で哀し気なアコーディオンの調べを奏でていたかもしれない。
しかし、この映画の登場人物たちの表情にみごとに表現されているように、あの頃(昭和30年代前半)には「つつましい希望」と「日々の幸せ」とでもいうようなものが人々のなかに確かにあった。
それは1964(昭和39)年の東京オリンピックに向けての東京破壊とその後のがむしゃらな高度成長のなかでの金権主義や果てしない消費への欲望、経済大国になったことでの野郎自大ぶりなどとは異なる「素朴な一生懸命さ」と「充実感」「満足感」といったものだろう。
これは単なるノスタルジーとして言うのではなくオルターナティブだ。
小雪がインタビューで「この作品の登場人物とか、この時代を生きていた人たちって、何事に対しても一生懸命であることを恥じていない気がするんですよ。今って、一生懸命やることがかっこ悪く見えたり、テンションが高いって周りから引かれたりすることもあると思うんですけど」と述べているのは(小雪は76年生まれだが)当っている。
子どもの表情も今の子どもとは違う。他人の顔色をうかがい抑制する前に自分自身の喜怒哀楽をもっと表わしている。繋いでいないと罰せられるような条令などなく往来を自由にうろついている犬たちも生き生きしている。車もまだ少なく、都電はのったり動き、電話さえまだ50万台程度で持っている隣家に呼び出してもらいー(呼)と表記したー海外旅行などとてもかなわない時代だったが、人々は孤立してはおらず、コミュニケートしあい、助け合っている。
47年後の今日、私たちはこの頃より「幸せ」になったのか?
人と人とはつながりあっているのか?
明日に「希望」を持ち、日々の「充実」を感じながら「生きている」のか?
役者たちに拍手。吉岡秀隆、堤真一、薬師丸ひろ子、堀北真希、三浦友和、小雪、一平役の小清水一揮、そしてなんといっても淳之介役の須賀健太…。みな昭和30年代前半の父と母、男と女、少年と娘を演じきっている。
ハリウッドのひたすら刺激を追い求める、あるいは「感動」を押しつけるために使われるCGや特撮など大嫌いだが、この映画で「昭和33年を再現する」ために駆使されたミニチュア、CG、VFX(Visual Effects)は素晴らしい使われ方をしている。それについてはまた。
11 13, 2005 12.写真・映像・映画・演劇 | 固定リンク
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Micと由比ガ浜

博物館学の実習で横浜の神奈川県立歴史博物館にでかけるPartnerと出がけのお散歩。
穏やかな日和でウインドサーフィンがたくさん出ている。
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「カフェ・ド・ラペ」のレアチーズケーキ

乃木坂「カフェ・ド・ラペ」のレアーチーズケーキ。
知っているかぎりでは10年以上前からある。たぶんこの種のレアーチーズケーキとしては日本での草分け。
綿のようなふんわりした食感は他では味わえない。ブルーベリーと生クリームのソース添え。
1日10個ほどしか作られない。
スプーンに少し映りこんでいる窓外や中庭のたたずまいもとても良く都心だが落ち着くカフェ。
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2005年11月12日
コスモス(秋桜)



コスモスを見てゐて無駄なこと思ふ 岡本眸
コスモスに溺れ晩年はじまるか 西村逸郎
コスモスや彼女意外にしたたかよ 小河美紗子
11 12, 2005 18.花・木・野菜・生きものたち | 固定リンク
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2005年11月11日
杜鵑草(ほととぎす)

虚子庵趾で『ホトトギス』のことを思い起して歩いていたら、路傍でひっそりとしかし妖艶に咲いている杜鵑草(ほととぎす)に出会う。
花びらに薄紫の斑点があり、時鳥(ホトトギス)の胸の斑点に似ていることからこう呼ばれる。
紫の斑(ふ)の賑わしや杜鵑草 轡田進
11 11, 2005 18.花・木・野菜・生きものたち | 固定リンク
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虚子庵趾(鎌倉由比ガ浜)


近所の虚子庵趾。
高浜虚子(1874—1959)。愛媛松山出身。俳人、小説家。
1910(明治43)年この由比ケ浜の家に越し1959(昭和34)年の死去まで暮らす。虚子庵と呼びしばしば句会を催した。
本名は清だが師事した正岡子規から本名と同音の虚子の雅号を受ける。
子規が後援していた雑誌『ホトトギス』を継いで編集発行にあたり、多くの俳人を育てる。
漱石の『吾輩は猫である』もこれに発表され(1905年)ブレイクした。
自らの俳句、俳句観としては、定型と季語を守り「花鳥諷詠(ふうえい)」を唱える守旧派だったが、ここから世に出た俳人たちは多彩だ。
渡辺水巴、村上鬼城、飯田蛇笏、前田普羅、原石鼎、長谷川零余子、長谷川かな女、野村泊月、昭和に入っては、水原秋桜子、山口誓子、阿波野青畝、高野素十をはじめ、日野草城、川端茅舎、松本たかし、富安風生、山口青邨、中村草田男、中村汀女、星野立子などなど。
江ノ電踏切際の句碑ー
波音の由比ヶ濱より初電車 虚子
【補注】
虚子がここに越してきた1910(明治43)年に江ノ電の江ノ島〜鎌倉間が開通した。「初電車」はその一番電車か虚子が乗った初めての電車なのだろう。
11 11, 2005 01.私の好きな鎌倉の風景 | 固定リンク
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由比ガ浜の井戸

少し歩き疲れた(私のことでMicではない)帰り路、由比ガ浜大通りからちょっと路地を入ったところにある井戸。
ポンプを押してみると冷たい水がほとばしり出る。
Micよろこぶ。
11 11, 2005 01.私の好きな鎌倉の風景 | 固定リンク
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2005年11月10日
これはスタバ(スターバックス鎌倉店)

鎌倉御成町店とは駅の反対側(東口右)にあるスターバックス鎌倉店。
特に特徴はないが、テラス席は犬連れOKで犬用の水も持ってきてくれたりするので、ときどきMicの散歩中に立ち寄る。
11 10, 2005 02.私の好きな鎌倉の店・Cafe & Bar | 固定リンク
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長谷・由比ガ浜 秋景-3


市街を囲む山々や路地裏の庭木もあちこち色づいてはきているが、鎌倉の紅葉は今月下旬から12月初旬が本格的な見頃。所によっては中旬まで続く。
11 10, 2005 01.私の好きな鎌倉の風景 | 固定リンク
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2005年11月09日
長谷・由比ガ浜 秋景-2

青蜜柑か柑子(こうじ)か。みっしり実を付けている。
陽まみれの婆の背後の青蜜柑 藤井冨美子
どの家にも柑子垂れ水が沿い流れ 萩原井泉水

こんなドレスがあったら素敵だね。

長谷秋景-1の写真3点目のなにかアスパラガスのように見える芽がちょっと見ない間に大きく拡がっている。これからどんな花が咲くか。
11 9, 2005 01.私の好きな鎌倉の風景 | 固定リンク
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Micと古毛布-1


そろそろ寒さも感じるようになってきた。
で、Partnerが鏡を運んでくるときくるんできた不用の古毛布をサークルの中に折り畳んで敷きMicにあてがう。
始めはPartnerの匂いがするのか嗅いだり噛んだりもぐったりしていたがじきに毛布の上でスースー寝息を立てて気持ち良さそうに眠る。

おはよ、いろいろ試してみたんだね。
11 9, 2005 24.犬と暮らす | 固定リンク
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2005年11月08日
THE BANK(鎌倉由比ガ浜)-7(牡蠣フライ)

牡蠣の旨い季節。
小坪で仕入れたぷりぷりした牡蠣をミキちゃんがサックリ揚げてくれる。
冷たいタルタルソースと熱々のフライが口のなかで混じりあう。
11 8, 2005 02.私の好きな鎌倉の店・Cafe & Bar | 固定リンク
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六本木ヒルズ展望台

「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」、「杉本博司:時間の終わり」とセットで2000円というので、普段なら行かない六本木ヒルズ森タワーの展望台に初めて出てみる(単独では1500円)。
つまらないビルがノベタラかつ無秩序に拡がっている東京のこういう景色は好きではないが、鳥瞰図、航空写真、地図マニアなので、このヘリコプターの飛行高度くらいはある眺めはなかなか興味深い。
11 8, 2005 23.日々のなかで | 固定リンク
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2005年11月07日
麻心(鎌倉長谷)-2


じゃがいもと豆乳のスープ、アラブパン生地のオーガニックピザ、麻の実エキス入り生ビール。
Micがテーブルを引っ張る。
店の琉球犬シャンティが妊娠しているそうだ。しばらく前、3日間ほど脱走していたとき…らしい。たぶん年内にも産まれる。父親は子犬を見ないとなんとも分からない。
週末に鎌倉に行きます、と長谷秋景にコメントしていただいていたSaoriさんたち3名がちょうど来店したのだがそのときはお互い分からずじまい(左の2人はSaoriさんのお友達)で残念。
鎌倉で、それらしい、と思ったら気軽に声かけてくださいね。
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2005年11月06日
荒川由貴さんの絵ーG.A.T.E.Competition受賞作品展示会


多摩美術大学の学生とタカラ、ソニー・クリエイティブプロダクツなど協賛7社がビジネスに結びつく才能を見つけ出すことを目的として行われたG.A.T.E.Competitionで「アート&デザイン部門グランプリ」を受賞した荒川由貴さん(多摩美日本画卒・現大学院美術研究科日本画科)の絵がとても個性的でおもしろかった(銀座ソニービル・ソミドホールで)。
後輩の女性をずっと描いている。上左はその彼女が20歳のころ。まだ酒も飲めない。上右で梅酒の味を覚える。上中になると焼酎の一升瓶がどっかと座った膝横にある。
由貴さんの学部卒業制作である「最後の晩餐ー気の良い十三人の酔っぱらいー」になるともう飲み会の教祖。
朱を敷き、金箔を煙草の煙として配した色彩も見事。
毎日通学の電車・バス内、キャンパスなどで1枚5分から10分くらいで描いているという膨大なクロッキー集の一部を見せてもらったが、力強く人物の特徴をとらえていて素晴らしい。なにかできることがあったら応援します。
11 6, 2005 10.美術工芸 | 固定リンク
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アジア商会(鎌倉由比ガ浜)


いつもコーヒーやカルピスバターなどを買う由比ケ浜通りの輸入食材とコーヒーの店「アジア商会」。
アジアというのはアジアレストランというところに間借りして始めたので付けた名でアジアのものだけを輸入しているわけではない。
世界中からの様々な香辛料、調味料、オイル、パスタ、瓶詰め、缶詰、ちょっとめずらしい菓子、丸ごとのゴーダチーズ…
ご主人と二代目が毎朝焙煎し挽いているコーヒーはとてもおいしい。
コーヒー豆にはシルバースキンという薄皮があるのだが、表面だけでなく豆の中にも入り込んでいる。これは渋い雑味となる。普通の店はかまわず挽いてしまうのだが、アジア商会では、まず豆を2つ割り程度に砕き、ブリキ缶を割ったような専用のふるいで、丁寧に手作業でふるって豆の中の渋皮も空中に吹き飛ばしてしまう。その上で、入れ方に合わせて挽いてくれる。
家で袋を開けるとこれぞコーヒーという香りが拡がる。
11 6, 2005 06.私の好きな鎌倉の店・その他 | 固定リンク
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2005年11月05日
0467╱ゼロヨンロクナナ(鎌倉西御門)-2

鶴ケ岡八幡宮の東、頼朝の幕府の西門前の地だったので西御門という地名となった、住宅街の路地にある「0467」。
身体が冷えたので、ずいぶん久しぶりに燗酒。
飲み過ごしてなにやらPartnerにからんでいたらしく、翌朝叱られる。
11 5, 2005 02.私の好きな鎌倉の店・Cafe & Bar | 固定リンク
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線路伝いに

藤沢〜鎌倉間は約10Kmしかないのだが、江ノ電は34分もかけてのったりコトコト走る。単純に計算すると時速18Km、ママチャリ並み。
藤沢〜江ノ島3.4Kmに江ノ電が敷設されたのは、はるか100年以上前の1902(明治35)年。その後江ノ島〜鎌倉7.4Kmが開通するのは1910(明治43)年で8年もかかった。
資金不足で最小限の敷地しか確保できず、単線で民家の軒先をかすめるように走ることになったという。線路からしか入れない家もかなりある。
12分に1本で時間は分かっているから線路伝いに次の踏切路に近道してしまうことも。
11 5, 2005 01.私の好きな鎌倉の風景 | 固定リンク
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カフェ グラス(鎌倉二階堂)

二階堂にある鎌倉宮は大塔宮(おおとうのみや)とも呼ばれ、後醍醐天皇の子、護良(もりなが)親王の霊を奉るために明治天皇の勅命で1869年(明治2年)に建てられた。天皇制にとっての輝かしい歴史の一こまである「建武の親政」(昔は「中興」と呼ばれた)を顕彰するためだ。
大鳥居前のカフェ。少し肌寒くなってきたが、夕暮れのなかでのんびりお茶するのも楽しい。
11 5, 2005 02.私の好きな鎌倉の店・Cafe & Bar | 固定リンク
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2005年11月04日
長谷・由比ガ浜 秋景-1
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2005年11月03日
多摩美上野毛芸術祭

明日まで多摩美上野毛芸術祭。
卒業生たちの顔も。

はい、がんばってます。お買いあげありがとうございました!

こちら芸祭本部です。ちらかってます。
11 3, 2005 23.日々のなかで | 固定リンク
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世界の拡がり

近所のコンビニで初対面。メスはおとなしく尻の臭いをかがせている。
サルーキのオスも興味津々。

初めての路地でツワブキに縄張りマーキング。

散歩中の猫のモモちゃんと初めまして。この後もう少し近寄って素早い連続フックをくらう。
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2005年11月02日
Daisy's Cafe(鎌倉長谷)-4

デイジーズカフェの「ビタミンズライス」。
野菜いっぱい、ステーキ肉たっぷり。
少食の私たちには2人で1皿でじゅうぶん。
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リスと松

庭の塀の上をリスが2匹歩いている。
カメラが間に合わなかったので表へまわる。
リスと松ってなにか句になるかな。
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2005年11月01日
これもスタバ(スターバックス鎌倉御成町店)



鎌倉市役所向かいの故横山隆一(若い人はまったく知らないだろうが「フクちゃん」で有名な日本の漫画界草分けのひとり・1909-2001・横山隆一記念まんが館サイト)邸の跡地に10月にオープンしたスターバックス鎌倉御成町店。
葉山・日影茶屋グループのチャヤ マクロビ ショップ鎌倉店とのジョイント。
店内は天井が高くいくつもある大テーブルが中心だが、煙草が吸えるテラス席へ。
横山邸の庭にあった桜の古木やみごとな藤棚は残し、観賞用?プールの水色が美しい。
11 1, 2005 02.私の好きな鎌倉の店・Cafe & Bar | 固定リンク
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加藤晴之さんデザインの自転車-2

私のと同じ、しばらく前に届いたPartner用の加藤晴之さんデザインの自転車をようやく初乗り。
旧鎌倉市街は3、4Km四方の世界。用を足すにも散策にも自転車がいい。
今の時期、暑からず寒からず、澄んだ空気を切って…
11 1, 2005 23.日々のなかで | 固定リンク
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