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2005年10月12日

『ビーチコーミング学』(池田等・東京書籍)-3

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残りは人工的なものたち。

ビーチグラスと呼ばれるガラスの破片。薬品用ガラス瓶、コーラ、ビール等の瓶ガラスの破片が波にもまれ砂に削られなにか宝飾品のようになっている(写真左)。

プラスティックは自然には分解されない。時代を越えたおもちゃたちがいったん砂に埋もれてから姿を現す。

ロマンティックなのかどうか今いちわからないが、ボトル(最近はペットボトルが多い)に詰められたメッセージボトル。東南アジアの文字も混じる。無人島から助けを求める、というのはさすがにないだろうが。

正月の飾り物を焼く「どんど焼き」の陶エビ。だんだん摩耗して自然に還っていく写真には感動する。

ハングルや中国語が記されたペットボトルや缶、容器。

と、思うと一気に1600年前にさかのぼった大陸からの古銭(といったら随の時代か)。南宋、元、明代の船が由比ガ浜沖で沈んで投げ出されたかもしれない貨幣。

昭和初期までのものだろう電線絶縁用碍子や今は使われなくなった素焼きの蛸壺や漁労具。

宋代の青磁、白磁などを含む陶器・磁器の破片(写真右)。

それぞれにどのような歴史と人々の人生が関わっていたか想像するだけで楽しい。

10 12, 2005 14.読書三昧 |

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