京都行-8 京の宿 石原-1
京都には「片泊まり」の宿がいろいろある。片泊まりというのは、泊まり+朝食のみ(欧米で言うB&B=Bed & Breakfast)。3室からせいぜい10室程度の小さなところが多い。夕食は好きなところで食べればいい。
投宿したのは「ドゥーズ・グー」の一区画上、柳馬場姉小路の「京の宿 石原」。
築80年ほどの造りをそのまま保つ。
女将の石原弘子さんがあたたかく迎えてくれる。
ここは黒澤明監督(1910-98)が京都で定宿としていたところ。
黒澤がいつも泊まった「上賀茂の間」に。6畳と8畳、窓下に坪庭を望む。
79年「影武者」のロケハンのため訪れて以来、95年にこの部屋で倒れるまで、長いときは一ヶ月滞在してシナリオの執筆等もした。
構想を練った古机もそのままにある。
180cm以上の長身の黒澤はよく鴨居に頭をぶつけていたという。
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