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2004年07月22日

『グリーンフィンガーズ(Greenfingers)』

040721greenfingers

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同僚の先生にだいぶ前に借りたDVDをようやく観た。
『グリーンフィンガーズ(Greenfingers)』(2000/英・米/監督ジョエル・ハーシュマン)。
Greenfingersとは「天才庭師」のことだ。

英国の代表的な田園地帯コッツウォルズにあるオープンな更正刑務所に送られてきた主人公のコリン(クライブ・オーウェン)は、実の弟を殺した自分を責め、他人に心を閉ざし、人生を放棄している。
目つきや態度がまるで若い頃の高倉健のようだ。

たまたま同室の老人ファーガス(デビット・ケリー)からクリスマスパーティーでもらったニオイスミレの種を「どうせ時間のムダだ。この寒さじゃ見込み無しさ」と言いながら痩せこけた土に蒔く。老人は「わしもそう言われた。でもそうじゃなかった。わしは人生を変えた」という。
春になって、ニオイスミレは芽吹きみごとに花を咲かせる。

この花をめぐる騒動から刑務所長は所内に庭園を造るよう粋な命を下す。
殺人や強盗の罪を負うコリンたちは徐々にガーデニングにのめりこんでいき、変わっていく。
出所の審査会でコリンは言う。
「命を奪うことの意味を俺は知っている。だが、命を与え育てることを知った。…俺は庭師だ」

そして、王立園芸協会が主催するヨーロッパ最大の花と庭園のショー「ハンプトン・コート・パレス・フラワーショー」に囚人たちのチームが出展することになる。
この「野草の庭」が素晴らしい。

英国が舞台とはいえ、ハリウッド的な味付けの軽いコメディだが、庭をどうしようかと思案している私にはとても楽しめた。

実話をヒントにしているという。英国では囚人たちの庭造りとコンテストへの応募、入賞が盛んなようだ。

7 22, 2004 12.写真・映像・映画・演劇 |

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