2010年03月20日

風と砂

Micと由比ガ浜に出てみると猛烈な南西の風。

iPhoneの風速計「Wind Speed」をかざすと、平均12m、瞬間最大30m。
乾いた砂が走り、134号を越えて海沿いのマンションや店に吹きつけ、奥の路にまで舞う。

明日は大陸から黄砂もくるという。

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OLTRE VINO(オルトレ ヴィーノ)オープン

ご町内、鎌倉文学館前近くの由比ガ浜通りにイタリアワイン専門店「OLTRE VINO(オルトレヴィーノ)」がオープン。

フィレンツェ南郊に十年暮らした女性が始めた。
イタリアオフィスがそのインプルネータ(Inpruneta)にあるそう。

イタリアワインの品揃えはもちろん、バルサミコや生ハムなどの食品や、オリーブの木のまな板や食器。
田舎風の素朴で重厚な食料棚やテーブルがいい。
エスプレッソなども飲めてVAR(バル)でもあり、これから楽しみ。

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今朝のおはよう-380 菜の花を

採り残したカブ、白菜、チンゲンサイ、ブロッコリーなどアブラナ科の野菜から次々と菜の花。

私の野菜料理のちょっとしたバイブル『小林カツ代の野菜料理ミニ事典』(じゃこめてい出版)によれば、そのまま茹でるより食べよい長さに切り軸の太い方から湯に入れていくと均一に茹で上がる。水にさらすよりザルに広げて冷ました方が水っぽくなく菜の花の味が生きる。

載っている少しの手間でできる菜の花調理。
「菜の花のおひたし」「菜の花の辛子あえ」「菜の花の炒めもの」「菜の花と干しエビの炒めもの」「菜の花の煮びたし」

今晩はどれにするか。

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描かれた大銀杏 6 ー『晩春』より

小津安二郎『晩春』(1949)。

娘(原節子)の結婚がようやく決まり、父(笠智衆)と世話役の叔母(杉村春子)は鶴岡八幡宮に詣でる。
叔母は舞殿の横で財布を拾い、縁起がいいと喜ぶ。

小津特有のローポジションからの画面左上いっぱいに圧倒的なボリュームで大銀杏の葉が揺れる。


笠智衆は1904年生まれだから、この役をやったときまだ40代前半だったことに驚く(93年没)。
杉村春子は97年に没した。享年91。
原節子は62年に映画界を引退し、その後は公の場には姿を見せず、鎌倉で静かにお暮らしのよう。今年90歳になられるはず。

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2010年03月19日

今朝のおはよう-379 シャガ

葉を拡げ始めた紫陽花の陰で気付かなかった。ごめん。

シャガの花の咲きはじめ。


シャガの過去記事:
胡蝶花(2007/04/03)
今朝のおはよう-132 シャガ(2008/04/06)
今朝のおはよう-200 シャガ(2009/03/30)

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新わかめ

褐色のワカメを湯がくと鮮やかな緑色になる。

ワカメをはじめ、アラメ、昆布、ひじき、もずく、天草など海草類をこれだけ食に取り入れているのは世界でも朝鮮半島、中国沿岸の一部、日本列島くらいしかないという。
海草は世界中どこでも採れるだろうに不思議だ。

新版 娘につたえる私の味』(辰巳浜子・辰巳芳子 / 文藝春秋)では、三月の項に海草を取り上げている。

「ことに三月は、ちょうど野菜の端境期に当るので、特に海草を上手に料理することを考えてみたいと思います。私の小さい時代はひじきと油揚げの煮つけ、切り昆布と肉や、にしんの煮つけ、煮昆布、昆布巻、いかの足入りのうの花、大豆の五目煮のようなものは、おかずの部類に入らない食べもので、いつも何かしら作られ、大きな錦手の丼に山程盛られて、茶の間の戸棚に入っていたものでした。食事ごとに出してはひっこめ、ひっこめては出してちょうど醤油つぎや、ごま塩と同じ位にしか思っていませんでした」

「新わかめ」の献立として「新わかめの酢のもの」「わかめのちょっとあえ」「わかめと貝類のぬた」「わかめ蒸し」「焼きわかめ」。

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「敷き際(しきぎわ)」のデザイン

現在の建築基準法では道幅は4m以上にすることが義務づけられている。
建物を建てるとき、敷地に接している道路が4m未満であれば、道路の中心から2mにかかる範囲は、たとえ自分の土地であっても道路として提供することになる。その部分をどうするか。

今の防災法規上必要ではあるのだろう。
しかし鎌倉の街としての最大の魅力のひとつは、そんな規制以前からある個性的な路地にあるのだが、宅地化の流れのなかでどんどん失われていく。

昨年まで、朝顔や菊が咲いていたところが、ブロック土台に新建材の塀、敷き際がコンクリートで塗り固められてしまうのを見るのは悲しく淋しい。

「敷き際(しきぎわ)」というのは、敷地が道と接する境界部分のこと。
これを四季の花や緑のフェンスでデザインすることによって街の景観を守り作ろう、と『鎌倉 まちのいろは』(作・いろはの会 / 絵 伊東雅江 / 冬花社)は訴えている。

デザインということがもし力を持っているとすれば、まずもってこういうところにその力が注がれるべき。

3 19, 2010 01.私の好きな鎌倉の風景, 07.デザインの世界, 28.それってどうなの鎌倉 | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年03月18日

由比ガ浜、ワカメ採り

今日の由比ガ浜はおびただしい海藻が打ち上げられている。

ワカメを採るおばさん。

きったなぁ〜い、などといいながら若いカップルが通り過ぎるが、あのね、これは今の時節の海からの贈り物、海の幸だよ。

私もワカメを選び、持っていた袋いっぱい持ち帰る。

これから洗って湯がき、干す。
なかなかに楽しいひと仕事。

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2010年03月17日

今朝のおはよう-378 三つ葉

そ こ こ こ に 三 つ 葉 出 で て 澄 ま し 汁
  

3 17, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | | コメント(0) | トラックバック(0)

描かれた大銀杏 5 ー石原正『鎌倉絵図』より

石原正(1937-2005)は手塚治虫にあこがれ、親の反対を押し切って美大に進んだ。グラフィックデザインを学び、大手広告代理店に就職する。
1964年東京オリンピックに向け、日本中高度成長一色になっていく時代、広告の仕事は増え続けプレゼンと徹夜仕事の日々、気がつけば管理職になっていた。

自分はものを作りたい、という気持ちからのむなしさを吹き飛ばしたのが、ニューヨーク万博(1964-65)土産にもらったボルマン(Bollman)のマンハッタン・ストリートマップ。

精緻なアイソメトリック(等測投影図法)で描かれたこの鳥瞰図の技法で日本の街を描きたい、それをやれるのは俺だけだ、と思い定める。

会社を辞めひたすら試行錯誤の繰り返し。
ひとつの絵図に一年以上かかる地味な作業と資金難のなか、独自の工夫を重ね、『千里ニュータウン絵図』『奈良絵図』『京都絵図1-3』などを発表する。

『鎌倉絵図』(1980)より

この絵図は今手元にない。
20年ほど前、まだ書店で買えた頃、買うそばから人にあげてしまい、気がついたら自分のものはなく、そのまま入手不能状態になってしまった。
今もネットで探し続けているが、出物はない。

その頃佐助の谷戸上の築30年くらいの民家に住んでいたのだが、それに通じる小さな石段の一段一段までも描かれていて感動した。

むろん鶴岡八幡の大銀杏はひときわ大きく。

上)『旅-別冊 地図 -夢・謎・愉しみ』(日本交通公社/1994)より
下)『鳥瞰図絵師の眼 Bird's-eye Dream』(INAX出版/2001)より

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2010年03月16日

描かれた大銀杏 4 ー『鶴岡八幡宮境内図』より

「享保境内図」と呼ばれる『鶴岡八幡宮境内図』
享保17(1732)年のものといわれる(鶴岡八幡宮所蔵)
『中世都市鎌倉の風景』(松尾剛次 / 吉川弘文館)より

鎌倉幕府の滅亡後、鶴岡八幡宮は数々の戦乱を経たが、なんとか命脈を保った。
秀吉の命による家康の改修造営計画とそれを引き継いだ江戸幕府8代将軍吉宗の時代の境内。

本宮前は石垣が築かれ、石段左手に変わらぬ大銀杏の姿。

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2010年03月15日

今朝のおはよう-377 菜の花

薹 立 ち も 楽 し み の う ち 菜 花 咲 く
(とうだち)
  

3 15, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年03月14日

今朝のおはよう-376 紅椿

春 風 も ま た 透 き 抜 け る か 紅 椿
  

3 14, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | | コメント(0) | トラックバック(0)

由比ガ浜 春へ

Micも私も大好きな浜の草地に浜大根の葉が茂りはじめ、ちらほらと淡い紅紫の花も咲く。

Micの嗅覚に及ぶべくもないが、一緒に春の海風の薫りを感じ、若葉の匂いを連れ立って嗅ぐ。


犬 と あ り う ら う ら と 春 陽 由 比 ガ 浜
  

3 14, 2010 01.私の好きな鎌倉の風景, 18.花・木・野菜・生きものたち, 24.犬と暮らす | | コメント(0) | トラックバック(0)

今朝のおはよう-375 庭も春

白 菜 を か き わ け て の 黄 水 仙
  

3 14, 2010 18.花・木・野菜・生きものたち, 26.今朝のおはよう | | コメント(0) | トラックバック(0)