用後請沖水
9 7, 2008 22.旅先で | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック(0)
9月6日に北海道滝川市で行われる「第二回・太郎吉蔵デザイン会議」のため北海道へ。
先月札幌に行ったばかりなので、今回は旭川経由で行こうと考えていたのだが、ぐずぐずしているうちに6日の午前便が埋まってしまった。
で、今日の便に。
美瑛の町を見ながら着陸態勢に。
旭川もまだ暑い。午前9時前に25度を超えている。
今晩どこに泊まるかはっきり決めていない。
まあ、美瑛に寄って、富良野に泊まるか、と旭川駅から美瑛行き普通列車に乗る。
かわいい1両編成(ん?1両だと「編成」とは言わないかもしれない。「列車」も変だな)。
単線で無人駅も多いから「前乗り、前降り」で、無人駅で乗った人はバスのように整理券を取り、下車時に運転手に払う。
9 5, 2008 22.旅先で | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック(0)
応援している女性歌手「笑歌(エミカ)」ちゃんのセカンドアルバム『懐色歌集(なついろかしゅう)』
ややハスキーだがかなりな高音もきれいにカバーし、学芸会で子どもが無心に歌うような、けれん味のないまっすぐな音程の発声と、フレーズ語尾にすべて促音「っ」がついているような区切りの歌い方が私は大好きだ。
夏が過ぎ風あざみっ
誰のあこがれに さまようっ
青空に残されたっ 私の心は 夏模様っ
〜
(『少年時代』作詞・作曲/井上陽水)
1994年、私は仕事上の過度のストレスで重度の躁(そう)病にかかり、のべ8ヶ月ほど精神病棟に入院した。
炎夏の、冷房もきかない、窓には鉄格子があり、わずかに青空が見える隔離病棟の畳に横たわっているとき、隣の「精神分裂症(現「統合失調症」)」の若い男が繰り返しこの歌をラジカセでかけており、私は聴いていて涙した。
9 3, 2008 13.音楽の楽しみ | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック(0)
2001年に鎌倉で中村哲医師の講演を聴いて感銘を受け、それ以来著書や関連書を読んできた。
アフガニスタンでペシャワール会の日本人ワーカー、伊藤和也さんが殺されてから、追悼の意を込め、またペシャワール会の活動の継続発展を願って、あらためて一連の著作を読み返している。
私たち日本人のほとんどはアフガニスタンのことを知らないし知ろうともしていない。
どこかインドの西あたりにあり、旧ソ連と戦争をしていたようだ。
そのあと狂信的なイスラム原理主義のタリバンが政権を握り、貴重な仏教遺跡を破壊したり、女性を抑圧した。
2001年9.11同時多発テロの後は、ウサーマ・ビン=ラーディンを匿うテロリストの温床となっていることが明らかになった。
アメリカの空爆などでタリバン政権は倒れ、民主化が始まったはず。
しかしその後タリバンが復活し、治安の悪化やテロの危険が増している。
テロを封じ込めるために日本としても協力しなければならない。
アメリカ政府と追随する日本政府の発表、それを垂れ流すマスコミを通じて、普通の日本人がイメージしているアフガニスタンはおおざっぱに言えばせいぜいこの程度のものだろう。
1984年、パキスタン北西辺境のペシャワールに赴任し、以来ほぼ四半世紀にわたって現地貧民やアフガン難民、そしてアフガニスタン国内にも診療所を拡げ、医療活動、井戸灌漑、農業振興に携わってきた中村哲医師が描き出すアフガニスタンと人々の状況はそのようなイメージからはほど遠い。
アフガニスタンの人々はもともと日本には親近感を抱いてきた。
古くは自らの脅威であったロシア帝国(北に国境を接している)を同じアジアの小国日本が日露戦争で打ち破ったこと。
そして、ヒロシマ、ナガサキは誰でも知っている。
しかし、湾岸戦争、アフガン空爆、イラク戦争、また今現在の米軍進駐を経て、アメリカに追従する日本の姿に人々は失望した、と中村医師はいう。
少しでもアフガンの人々のために、と思って活動している『丸腰のボランティア』日本人ワーカーでさえ、しょせん外国からの抑圧システムの一環でもあり、捕らえれば高い代償を得られると思われる存在になっている。
伊藤和也さんの死に、アメリカのいいなりになっている日本政府の責任もあるのだ。
今回の伊藤さん殺害を受け、日本人ワーカーはすべて帰国させ、中村医師のみ残ってペシャワール会の活動を継続するという。
アフガニスタンの人々と、「誰もが行きたがらない所へ行き、誰もがやりたがらないことをする」ペシャワール会の活動を少しでも知るために、ぜひペシャワール会サイトを訪れ、またその中の書籍案内から1冊でもいい、まず読んでみてほしい。
『丸腰のボランティアーすべて現場から学んだ』(中村哲・編/ペシャワール会日本人ワーカー・著/石風社)には、今読み返してみると、たくさんの日本人ワーカーに混じって、伊藤和也さんの写真も、会報に寄せた文も掲載されている)
享年31。
合掌。
9 2, 2008 14.読書三昧, 15.社会・政治・思想・歴史そして世界へ | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック(0)